衛星写真に台風19号の甚大な被害が映っていた 台風前と比較すると一目瞭然
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2019年10月12~13日にかけて、各地で甚大な被害をもたらした大型の台風19号。大雨により洪水や川の氾らんなどが相次ぎました。
その影響で川は茶色く濁り、泥水になってしまうところも。被害の大きさは、宇宙から見ても分かるほどでした。
宇宙から見る台風19号の被害
NASAの『WORLDVIEW』では、気象衛星写真を公開しており、ウェブで宇宙から見える日本を確認することができます。
台風が直撃する前の同月9日の写真がこちら。
出典:NASA Worldview
海は澄んでいて特に大きな変化はありません。しかし、台風が温帯低気圧になった同月13日の写真がこちらです。
太平洋との海岸線に注目すると、川から流れてきた茶色く濁った泥水が海へ流れ出ていることが分かります。
並べて比較するとこの通り。左の写真が同月9日、右の写真が同月13日です。
出典:NASA Worldview
また、より詳細な写真を見ると、神奈川県川崎市や埼玉県と東京都を流れる荒川の河口部が特に茶色く濁ってました。
台風19号は宇宙から分かるほど甚大な被害を残した災害だったことが分かります。
自然災害を避けることは難しいですが、今後できるだけ大きな被害がでないよう今回の台風から学ばないといけません。
[文・構成/grape編集部]