宇宙飛行士になりたい子どもが激増する!? NASAの映像も4Kの時代へ
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アメリカ・ラスベガスにおいて、世界最大のプロフェッショナル向けの放送機器展『NAB Show』(以下NAB)が2017年4月22~27日まで開催されました。これは、『National Association of Broadcasters』が主催する世界最大の放送機器展で、今年は世界166か国から10万3千人以上(推定)の来場者がありました。
NAB開催中は、1700を超える展示ブースで各企業のプレゼンテーションのほか、さまざまなパネル・ディスカッションやキーノート講演、イベントが行われました。
国際宇宙ステーションから、史上初の4Kライブストリーム
中でも今回の見どころだったのは、地球から250マイル(約400キロメートル)離れた宇宙空間を飛行し続ける国際宇宙ステーションから、史上初の4Kライブストリームを行う史上初の試み。
『Reaching for the Stars: Connecting to the Future with NASA and Hollywood』と名付けられたスーパーセッションでした。
今回の配信はAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のCEOであるサム・ブラックマン氏が司会進行役を務め、宇宙飛行士のペギー・ウィットソン氏とジャック・フィッシャー氏が宇宙空間から素敵なメッセージを送ってくれました。
会場内に設置された大画面に映し出された4K映像で見る宇宙ステーション。あたかも自分もそこにいるような錯覚に陥ります。
宇宙飛行士の2人はこうコメントしました。
フィッシャー氏
「4KとウルトラHD映像で実際、あなたたちも宇宙ステーションにいるような気分になるでしょう。
たぶん、みんなは僕の毛穴まで見えていますよね(笑)
でも、誰もが『宇宙ステーションから見た地球を美しい映像で観たい』という気持ちはあるでしょう。
その希望がこの驚異的な新技術によってかなえられたのです。このテクノロジーは次世代の探検家、宇宙飛行士の大きなインスピレーションを与えるでしょう」
ウィットソン氏
「私は少女の頃、アポロ11号の宇宙飛行士が月面着陸した白黒映像を見て、宇宙飛行士になりたいという夢を持つようになったの。
いろいろな人が美しい宇宙からの高画質画像を見られるようになって、私のような夢を持った子どもが10年先、もっと先の火星探検家になるかもしれないわ」
両氏は無重力空間でピンポンをしたり、マイクを浮遊させたりといったデモンストレーションも披露。
そのあと行われたパネル・ディスカッションで、AWS副社長でエンジニアでもあるカワジャ・サムズ氏がこう語りました。
「今回のビデオ映像を見て、宇宙への情熱がますます高まりました。ビデオ(機器)というのは単なる乗り物。高技術のものがあってもそれを映すコンテンツがなければ始まらない。
宇宙は最も私を興奮させるコンテンツです」
壮大な宇宙空間以上に私たちを興奮させるコンテンツはないでしょう。今後、宇宙からのビデオ・ストリーミングによって科学者たちの解析技術、研究も進歩していくはずです。
大画面で見るダイナミックな4K映像。まるで自分も宇宙ステーションにいるような疑似体験ができる、貴重なイベントとなりました。
セッションの全容
宇宙ステーションから見た4K映像による地球の映像
[文・構成/grape編集部]