地味な服装のファッションショーにざわつく観客 理由を知り、言葉を失った
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色とりどりのライトに照らされたランウェイを歩く、華やかなモデルたち。
時には愛らしく、時にはセクシーな服を着たモデルたちに、観客の視線は釘付けになります。
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「今日のファッションショーは、一体どんな服が見られるのだろう」
そんな期待を抱きつつ、ファッションショーに足を運んだ観客たち。
しかし、ランウェイに現れたのは、予想とは正反対の姿をしたモデルたちでした。
地味な服装のモデルがランウェイを歩いた理由
観客の前に現れたのは、多くの人がイメージする『ファッション』という言葉とは程遠い、地味な色合いの服を着たモデルたち。
ジャージやシャツ、パーカーといった、いわゆる普段着で、音楽すら流れないランウェイを歩き始めました。
予想外の展開に観客はざわつき、失笑します。すると、モニターにこんな言葉が映し出されました。
セクシーだった?
露出が多かった?
性欲を刺激された?
悪いのは、誰?
そう…これらの服は、女性がレイプ被害に遭った時に着ていたものなのです。
モニターに映し出された真実を知り、観客たちは言葉を失いました。
「扇情的な服を着ているのが悪い」
悲しいことに、性犯罪の被害者に対して心ない言葉を発する人もいます。「あなたにも非があった」…と。
しかし、『扇情的な服装の人が被害に遭う』というのは考えにくいといわれています。性犯罪の加害者は、「抵抗しなさそうに見えるから」「ただ、その場にいたから」という理由で犯行に及ぶといわれているからです。
被害者をさらに追い詰める『セカンドレイプ』
「あなたから誘ったんじゃないか」
「あんな場所を歩いているのが悪い」
「なぜ抵抗しなかったんだ」
心身共に傷ついた被害者は、周囲からの心ない言葉でさらに深い傷を負ってしまいます。
そのせいで「自分が悪かったんだ」と思ってしまい、自責の念にさいなまれたり、人間不信に陥ったりする人もいることでしょう。
どのような服装でどのような場所にいたとしても、他者が勝手に触れていい理由はありません。合意がない以上、それは一方的な『性暴力』です。
『加害者の責任』と『被害者の自衛』はまったく別の話であり、被害者の犯罪に対する責任は一切ないのですから。
[文・構成/grape編集部]