厚労省「気を付けて!」 注意喚起に「どっちか分からない」「間違えそう」
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春になると増える傾向にある、有毒植物による食中毒。
身近な野菜や山菜と間違えて、有毒植物を食べてしまうと、命にかかわる危険があることを知っていますか。
厚労省が注意喚起、有害な植物とは?
2025年3月31日、厚生労働省食品安全情報(@Shokuhin_ANZEN)のXアカウントは、『身近にある有毒植物』への注意喚起を投稿しています。
厚生労働省によると、2015~2024年に起こった有毒植物の事故で、もっとも命を落とした人が多いのは『イヌサフラン』とのこと。
秋に花を咲かせる植物で、春には山菜の『ギョウジャニンニク』によく似た見た目をしています。
イヌサフラン
ギョウジャニンニク
嘔吐や下痢などの中毒症状があり、最悪の場合命を落とすおそれがある、イヌサフラン。
ギョウジャニンニクとは、葉の厚みや色、生え方など、見分けが付かないほどそっくりですよね。
ネット上でも「本当に似ているから怖い」「気を付けないと間違えそうだ」などの声が上がっています。
家庭菜園で栽培している場合や、「ギョウジャニンニクだよ」といわれて植物を受け取ったり、山菜入りのおかずをもらったりした時は、どのようにすればいいのでしょうか。
イヌサフランを誤って食べないために…
東京都健康安全研究センターによると、よく観察すれば見分けることができるのだとか。
ウェブサイトでは、以下の2つをポイントに挙げています。
しかし、見分け方のポイントはあれど、食用と確実に判断できない植物は、『採らない、食べない、売らない、人にあげない』が原則です。
他人から「山菜だよ」と受け取った植物や料理でも、どこで収穫したかを確認するようにしましょう。
家庭菜園をしている人は、食用の野菜と鑑賞植物を離れた場所で明確に区分けし、種類を書いた札を立てるなど注意を払って楽しんでくださいね。
[文・構成/grape編集部]