待っていてよかったね 10年間保護施設で暮らした犬 ついに家族ができる
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「ペットの一生は飼い主によって決まる」といっても過言ではないでしょう。
オス犬のトーフは、飼い主に虐待されていたところを、親切な人に助けられました。
海外メディア『Bored Panda』によると、トーフは動物保護施設に預けられましたが、なかなか里親が決まらなかったのだそう。
そして気が付けば10年が経ち、トーフは14歳の高齢になっていました。
その間にトーフは、がんになって片脚を切断し、加齢によって視力も失いました。
10年間里親を待ち続けた犬に、ついに家族が!
施設のスタッフたちは、「きっとトーフはこのままここで一生を終えるのだろう」と思っていたといいます。
ところが2021年春、1人の女性によってトーフの運命は変わります。
愛犬家のダニラさんがトーフのことを知り、「この犬を家族に迎えよう」と決めたのです。
ダニラさんは「高齢で、障がいがある犬の里親になるのが夢だった」のだとか。ただ彼女はすでに5匹の犬を飼っているため、トーフを引き取ることは丸1日悩んだといいます。
しかし、どうしてもトーフのことが頭から離れず、夫と話し合った結果、トーフを家族に迎えることにしたのだそう。
こうして10年間の施設での暮らしを経て、ついにトーフに優しい家族ができました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
トーフは高齢ですが、体は丈夫で、大人しく、とても愛情深い性格なのだとか。
そんなトーフがベッドでスヤスヤと眠っている姿を見ると、ダニラさんは幸せな気持ちになるそうです。
ダニラさんは「誰も欲しがらない犬と聞いて、トーフの里親になりたいと思いました。高齢に加え、目が見えず、脚が1本ない。きっと多くの人は、この犬は世話が大変だと思い、トーフには愛してくれる家族は現れないでしょう」と語っています。
生まれてすぐに家族ができる幸運な動物もいれば、一度も家族と呼べる人がいないまま一生を終える子もいます。
一般的に高齢で、障がいや病気をもつ保護動物は里親が決まりにくいといわれます。
しかし、高齢でも、障がいがあっても、すべての動物は最愛の家族と穏やかに暮らしたいと願っているはずです。
トーフがこれからはダニラさんの家族として、1日でも長く幸せな時間を過ごせるといいですね。
[文・構成/grape編集部]