見知らぬ人の家が燃えている! 通りかかった男性がとった驚きの行動とは?
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※写真はイメージ

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

これは食べられないわ… はんぺんの上で、哀愁漂う顔をしながら寝そべっていたのは…うどんの上に寝っ転がっていた動物に「発想が斬新すぎる」「哀愁が漂って見える」の声が続出!かわいすぎて食べられません。
アメリカで、火事になった家から見知らぬ人がペットを救出する、という出来事がありました。
カリフォルニア州の住宅街でジョギングをしていたポール・マーフィーさんは、通りかかった家から煙が出ているのに気が付きました。
「もしかしたら、この家の住人が火事に気付いていないかもしれない」
そう思ったポールさんは、その家の玄関へ行ってドアベルを押すと、「現在、応答できません」という自動音声が流れます。
しかし次の瞬間、その家に住むコートニー・ポリートさんが「はい」と返事をしたのです。
ポールさんは「あの、あなたの家の屋根から煙が出ているのですが…」と伝えます。
コートニーさんはそれを聞いてパニックに!しかしすぐに気を取り直して、彼にこういいます。
「ペットたちを家から連れ出してください!お願いします!」
この時、コートニーさんと家族は全員不在でした。しかし、家の中には2匹の犬とウサギ、そして猫がいたのです。
彼女はすぐにドアのロックを解除する暗証番号をポールさんに告げて、ポールさんは家に入ります。
そして彼は、ペットたち全員を無事に連れ出したのです。
海外メディア『NBC BAY AREA』によると、ガレージから出火し、火の手が家に移る前に消防隊員によって消火されたといいます。
見ず知らずの人が大切なペットを救出してくれたわけですから、コートニーさんはさぞかし感謝していたはず。
ところがポールさんは、コートニーさんたちが彼の名前を聞く前に、さっさと立ち去ってしまったのだとか!
この出来事によって、ポールさんは『謙虚なヒーロー』として話題になり、称賛の声が上がりました。
・自らの命を危険にさらして知らない人のペットを助けたなんて、なんというヒーローだ!
・「自分には関係ない」と思う人だったらきっと、何もせずに通りすぎていただろう。
・この世界には彼のような人がもっと必要だよね。
海外メディア『KSBW』によると、消防士の到着があと10分遅れていたら、家は全焼していたと思われるそうです。
コートニーさんはポールさんの名前が分かる前、『KSBW』の取材に「彼に、私たちがどれほど感謝しているかを知ってもらいたいです。もしペットたちを失っていたら、私たち家族は悲しみに打ちひしがれていたことでしょう」と語っています。
知らない人の家から煙が出ているのを見て、わざわざ住人に知らせようとしただけでなく、自らの命の危険をかえりみず、ためらうことなくペットを助けに行くなんて、なかなかできることではないはずです。
誰もがポールさんのような行動ができたら、この世界はよりよい場所になるような気がします。
[文・構成/grape編集部]