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雪山でケガをした男性に一晩中寄り添っていたのは… 「よくやったね」

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:gss_hrvatska

冬の山は、思いがけない危険をはらんでいます。

2022年1月にクロアチアで、ハイキングをしていた男性が遭難する出来事がありました。

ケガをして動けない男性のそばにいたのは

現場は、アドリア海沿岸に沿って伸びるべレビト山脈の標高1700mほどの場所。

愛犬と一緒にハイキングをしていた男性が足を滑らせ、150m近く滑落してしまったのです。

一緒に滑り落ちたアラスカン・マラミュートのノースに、ケガはありませんでした。

しかし、男性は足に大ケガを負い、動けなくなってしまいます。

救助の要請を受けたレスキュー隊が現場に到着すると、その光景に感動したのだとか。

なぜなら、横たわる男性を包み込むように、ノースが丸くなって寄り添っていたのですから。

ノースは凍えるような寒さの中で、13時間もこうして男性の体を温めようとしていたと思われます。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

男性とノースを救助したレスキュー隊は、Instagramに「人と犬の友情と愛には、限界がありません。この出来事から、私たちはお互いを気遣うことについて学ぶことができるでしょう」と写真を投稿。

するとノースに対して、称賛の声が殺到しました。

・ノース、よくやったね!きみはこの男性の命の恩人だ。

・犬の、飼い主に対する無償の愛を証明する出来事だね。

・犬はこの世界で唯一、自分よりも飼い主をより愛してくれる生き物だと思う。

海外メディア『AP通信』によると、男性は順調に回復しているといいます。

真っ暗で極寒の中、男性の体を温め続けたノースは、レスキュー隊が到着した後も、男性のそばを離れようとしなかったのだとか。

ノースが示した、犬の優しさと賢さに、心が温かくなりますね。


[文・構成/grape編集部]

出典
gss_hrvatskaAntonija Sjauš BrkićAP NEWS

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