雪山でケガをした男性に一晩中寄り添っていたのは… 「よくやったね」
公開: 更新:
「土佐犬ですか?」と言われた犬 その姿が?「これは仕方ない」「絶対強いわ」よく犬種を間違われるという犬。実際の姿を見たら納得してしまいます!
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
冬の山は、思いがけない危険をはらんでいます。
2022年1月にクロアチアで、ハイキングをしていた男性が遭難する出来事がありました。
ケガをして動けない男性のそばにいたのは
現場は、アドリア海沿岸に沿って伸びるべレビト山脈の標高1700mほどの場所。
愛犬と一緒にハイキングをしていた男性が足を滑らせ、150m近く滑落してしまったのです。
一緒に滑り落ちたアラスカン・マラミュートのノースに、ケガはありませんでした。
しかし、男性は足に大ケガを負い、動けなくなってしまいます。
救助の要請を受けたレスキュー隊が現場に到着すると、その光景に感動したのだとか。
なぜなら、横たわる男性を包み込むように、ノースが丸くなって寄り添っていたのですから。
ノースは凍えるような寒さの中で、13時間もこうして男性の体を温めようとしていたと思われます。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
男性とノースを救助したレスキュー隊は、Instagramに「人と犬の友情と愛には、限界がありません。この出来事から、私たちはお互いを気遣うことについて学ぶことができるでしょう」と写真を投稿。
するとノースに対して、称賛の声が殺到しました。
・ノース、よくやったね!きみはこの男性の命の恩人だ。
・犬の、飼い主に対する無償の愛を証明する出来事だね。
・犬はこの世界で唯一、自分よりも飼い主をより愛してくれる生き物だと思う。
海外メディア『AP通信』によると、男性は順調に回復しているといいます。
真っ暗で極寒の中、男性の体を温め続けたノースは、レスキュー隊が到着した後も、男性のそばを離れようとしなかったのだとか。
ノースが示した、犬の優しさと賢さに、心が温かくなりますね。
[文・構成/grape編集部]