車にはねられて大ケガをした犬 その犬のそばを離れなかった『友達』に涙
公開: 更新:
窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...
「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?
2022年1月、アメリカのテキサス州で個人で動物の保護活動をしているベティ・ウォルターさんに知人から、「車にはねられた犬がいる」というメールが届きました。
その時、ベティさんは仕事中だったため、知人に「動物保護施設に電話をして、保護してもらって」と伝えます。
6時間後、仕事を終えた彼女は犬のことが気になり、念のためその場所を見に行きました。
すると、犬はまだ同じ場所にいたのです。
ケガをした友達のそばを離れなかった犬
ベティさんが近付くと、白いメス犬は妊娠していて、ケガをして動けない状態でした。
そして、黒と白の毛のオス犬が、白い犬を守るようにそばに座っていました。
彼女はオス犬を警戒させないように、「あなたの友達の様子を見ていいかしら?」と優しく話しかけます。
こうして彼女は2匹とも保護して、動物病院に連れて行きました。
白い犬はベティ・ホワイト、白と黒の犬はアレンと名付けられます。
ベティ・ホワイトのお腹の中にいた子犬たちは、残念ながら助かりませんでした。
しかし、ベティ・ホワイトは骨盤の骨折の手術も成功し、順調に回復。
保護された後も、アレンはいつもベティ・ホワイトのボディガードのように、そばに寄り添っています。
同年3月9日現在、ベティ・ホワイトは走り回れるほど元気になりました。
子犬たちを失ったベティ・ホワイトの悲しみは計り知れません。それでも、ずっとそばにいるアレンの存在がベティ・ホワイトの心の支えになっていることでしょう。
ベティさんは、アレンとベティ・ホワイトを一緒に引き取ってくれる人を探しています。
2匹がこれからもずっと一緒にいられるように、素晴らしい里親が見つかるといいですね。
[文・構成/grape編集部]