「奇跡だ」 迷子のペットを探していたら、違う犬が見つかった 実はその犬は…?
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愛するペットが突然いなくなったら、飼い主さんは悲しみに打ちひしがれることでしょう。
アメリカで愛犬のパリスと暮らしていたタメカ・ハートさんは、2017年にまさにそのような状況になりました。
その日、タメカさんは友人にパリスの世話を頼んでいました。ところが、パリスが逃げ出してしまい、行方不明になったのです。
タメカさんは必死に探しましたがパリスは見つからず、気付いたら5年の月日が流れていました。
『偶然に』保護された迷い犬
メリーランド州に『ロスト・アニマル・リソースグループ』という迷子のペットを探す団体があります。
2022年9月、スタッフのボブ・スウェンセンさんは、線路沿いで迷子の犬を探していました。
ウェブメディア『The Dodo』によると、彼らが設置したワナの中にいたのは、探していたのとは違う犬だったそうです。
その犬はマイクロチップを装着していましたが、チップの情報が最新のものではなく、飼い主が見つかりませんでした。
しかし、スタッフが諦めずにリサーチを続けた結果、タメカさんにたどり着きます。
スタッフから送られてきた犬の写真を見たタメカさんはびっくり!その犬はずっと探し続けていたパリスだったのです。
こうしてタメカさんとパリスは5年ぶりに再会を果たしました。
再会後、最初の数分間は、タメカさんと彼女の息子さんのことが分からなかったパリス。
しかし、間もなくすると2人のことを思い出し、タメカさんに飛びついて彼女の顔をペロペロと舐め始めました。
タメカさんは「私が誰だか分かるのね」と、とても嬉しそうです。
スタッフのボブさんがFacebookに投稿したこの動画には、多くの祝福の声が寄せられています。
・嬉しくて、もらい泣きしちゃったわ!
・5年間も行方不明だったなんて。奇跡は起こるんだね。
・こういうハッピーエンドは大好きだよ。
ボブさんは投稿に「奇跡は起こるものですが、この出来事は私たちにいくつかのことを教えてくれます。迷子になったペットを探すことを諦めないでください。絶対に!」とつづっています。
タメカさんはこの5年間、「神様が必ずパリスを連れ戻す方法を見つけてくれる」と信じ続けていたそうです。
どんなに気を付けていても、予期せぬ状況でペットが行方不明になることはあります。
パリスが見つかったことは、現在、いなくなったペットを探している人たちにとって希望になることでしょう。
[文・構成/grape編集部]