運転試験中に車が動かない！　焦る教習生に指導員が伝えた『ひと言』に吹き出す

自動車教習指導員の資格をもつピン・ビンニングさん。

『DGNドライビングスクール』という自動者教習所を運営するピンさんは、TikTokで実際の運転教習の様子を、時に真面目に、時にはユーモアを交えながら紹介しています。

なぜか車が動かない？

この日、ピンさんは若い女性の教習生の模擬テストを行いました。

緊張した面持ちで運転席に座る女性に、ピンさんは「じゃあ準備ができたら出発して」と伝えます。

停車している場所から右側の車線に入ろうと、ウインカーを出し、ギアをチェンジしてから、サイドブレーキを外す女性。

ところがなぜか、車が動かないのです。

女性は何度もギアとサイドブレーキを確認しますが、やはり車は動きません。

ウインカーの音が聞こえるだけで、気まずい沈黙が続く車内。

だんだんと焦り始める女性の隣で、ピンさんは終始真顔のままです。

実はこの時、女性はある大事なことを忘れていました。

その答えは…実際の動画をご覧ください。

エンジンをかけていなかった！

これは模擬テストだったため、ピンさんはしばらく女性にエンジンのことを、あえて教えなかったのだそうです。

しかし、女性がなかなか気付かなかったので、約１分後に彼はエンジンがかかっていないことを伝えました。

この動画には１４０万件の『いいね』が集まり、女性への同情や、ポーカーフェイスをキープしたピンさんへの称賛の声が上がっています。

エンジンがかかっていないことをピンさんが伝えると、女性は恥ずかしそうに「あ、なるほどね。ありがとう」と答えました。

その瞬間、それまで真顔を保っていたピンさんが少し笑顔になりましたね。

模擬テストということで、女性はかなり緊張していたのかもしれません。ピンさんも女性が緊張していることが分かっていながら、見守っていたのでしょう。

ピンさんはもちろん、動画を見た多くの人が、女性が試験を無事に合格できるよう祈ったかもしれませんね！

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[文・構成／grape編集部]