「曲をパクって売れた」 ドリカム中村が告白 相手の愛情溢れる言葉に涙
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grape [グレイプ] entertainment
人気バンド「DREAMS COME TRUE(以下ドリカム)」28年間の活動を経てなお、色あせることの無いその音楽性。日本人ならほとんどの方がご存知だと思います。
そんなJ-POPの重鎮であるドリカムのメンバー中村正人さんが、音楽ナタリーのインタビューの中で、衝撃的な告白をしました。その告白とは、
堂々とパクリ宣言!まさかあのドリカムが曲をパクっていたとは…とても信じられない事実です。
パクられた相手とは
そのパクった相手とは「Earth,Wind&Fire(以下EWF)」J-POPにも多大なる影響を与えた、伝説的なファンクミュージックバンドです。
2016年2月3日にボーカルである「モーリス・ホワイト」さんが亡くなったことが、世界中で大きな話題となりました。
出典:YouTube
モーリスさんが作る曲が大好きだった中村さんは、EWFの曲のテイストをふんだんに取り入れ、自分の音楽としていきました。
特に顕著なのが「決戦は金曜日」
聴き比べてみると、EWFの名曲「Let’s Groove」とかなり似ているのがわかります。
神に許してもらったかのように
人気が出て、大尊敬するモーリスさんと仕事をする機会に恵まれた中村さん。そのとき、モーリスさんに曲をパクったことを打ち明けました。
ミュージシャンにとって、曲は自分の子供のようなもの。怒り出すかと思いきや、モーリスさんはこう言いました。
かっこよすぎます!
この言葉を受けた中村さん。大号泣してしまったそうです。
自らも様々なアーティストから影響を受けていること。ミュージックテイストを継承していくことの大切さ。このエピソードから、モーリスさんの大きな器と音楽への深い愛情を感じますね。
出典:(C)ORICON NewS inc.
モーリスさんからお墨付きをもらった中村さんは、その時から曲をパクることはしなくなったそうです。
これからも日本のミュージックシーンをリードしつづけるドリカム。多大な影響を与えたEWF。音楽の歴史を紐解くように、改めて聴き比べてみてはいかがでしょうか。
中村さんのインタビュー内容全文は、音楽ナタリーさんに掲載されています。興味のある方は、こちらからご確認ください。
中村正人×大森靖子「私とドリカム2」対談 – 音楽ナタリー Power Push