ボートに無断で乗ってきた『お客さん』に持ち主は大喜び 「素敵な出会い」
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「あのぅ、助けてもらえますか」 哀愁が漂う猫の姿に「ごめん笑った」「諦めを感じる」3匹の愛猫との日常をXで発信している、飼い主(@miikomaple)さん。 ある日、愛猫の1匹である、きなこちゃんが椅子の上で困った表情を浮かべているのを、発見しました。

何度見ても笑う… 用を足す姿にじわじわ来ると話題「優勝」「人入ってる?」Xでハッシュタグ『#猫のうんこ顔選手権』が流行。 子猫の写真に笑ってしまいます!
今日、我々のボートに意外な北極からのお客さんがやってきたよ。
そんなコメントとともに、投稿された動画が話題になっています。
アイルランドのコーク州にある『クロナキルティ蒸留所』は、海のすぐ近くに位置していて、ボートを所有しています。
ある日、会社のボートの1つに、許可なく誰かが乗り込んでいたのだそう。
『クロナキルティ蒸留所』はその侵入者を撮影してTwitterに投稿したところ、反響が上がりました。
勝手にボートに乗っていたのは…。
ボートに乗っていたのは…セイウチのウォーリー。
ウェブメディア『The Dodo』によると、このセイウチは数か月前から港でよく目撃されていて、住民から親しみを込めてウォーリーと呼ばれているのだそう。
『クロナキルティ蒸留所』のアダム・コリンズさんも、ウォーリーのことは知っていましたが、まさか自分たちのボートで見かけるとは思っていなかったといいます。
ウォーリーは、ボートの上ですっかりリラックスした様子で、くつろいでいました。
ボートのサイズに対して、ウォーリーの体はやや大きすぎるようにも見えますが、彼はあまり気にしていないみたいですね。
『クロナキルティ蒸留所』のスタッフたちは、ウォーリーを怖がらせないように気を付けながら近付いて、その姿を撮影。
これらの貴重な映像と写真には、多くのコメントが寄せられています。
・なんて素敵な出会いなんだ!
・ウォーリーが、仕事で大変な1日の終わりみたいで笑える。
・ウォーリーをもてなしてくれてありがとう。
スタッフはウォーリーを追い払うことはせずに、好きなだけボートの上で過ごさせてあげたのだそう。
結局、ウォーリーは夕方になってもまだボートに乗っていたため、その日はボートを使うことができなかったのだとか。
でもアダムさんは「彼にリラックスしてもらえて、私たちもとても嬉しいです」と語りました。
優しい人たちにそっと見守られながら、ウォーリーはボートの上でいい夢を見ていたかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]