「赤ちゃんがいたら大声で子守歌!」 陽気で心優しいサポーターたち【EURO2016】
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このラバーストラップ、実は? 「思い出を形にする素敵な活動」「唯一無二だ…」2025年1月9日、山崎智音(@chion777)さんがXに公開したラバーストラップにまつわる投稿に、多くの反響が上がっています。ラバーストラップは、カバンやリュックサックなどに付けて楽しめる、汎用性の高いアイテムですよね。その『素材』に、注目が集まっているのです。
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ポルトガルの優勝で幕を閉じたヨーロッパ最強国を決めるサッカーの大会、EURO2016。
フランスとの決勝戦では、エースのクリスティアーノ・ロナウドが前半20分過ぎに負傷退場するというアクシデントにも関わらず、チーム一丸でフランスの猛攻に耐え、延長に決勝ゴール。見事、開催国を下して初の栄冠に輝きました。
大躍進のアイスランドを支えたサポーター
今回のEURO2016はサポーターに注目が集まった大会でもありました。
イングランドを下し、ベスト8に進出したのは初出場のアイスランド。人口約30万人と、日本で言うと埼玉県所沢市の人口とほぼ同じという小国がサッカーの母国を倒した試合はサッカーファンに大きな衝撃を与えました。
中でも注目を集めたのが試合終了後に、サポーターと選手が互いを称え合うバイキング・チャント。
出典:YouTube
大会敗退後に、アイスランドに帰国した選手を称えたバイキング・チャントは鳥肌モノの迫力。動画が公開されているので、ぜひご覧ください。
大国イングランドに勝利後、インタビューを求められたアイスランドサポーターのこんな言葉に、彼らが他国のサポーターからも愛される理由があるのかもしれません。
「スタジアムではもう十分喜んだ。今日はもう遅いし、何より落ち込むイングランドサポーターの前でバカ騒ぎをする気持ちにはなれないよ」
陽気にバカ騒ぎ…でも憎めないアイルランドサポーター
大騒ぎするクセに、なぜか憎めないヤンチャ坊主たちが集まったアイルランドサポーター。国際大会では、毎回話題になりますが、今回も彼らの武勇伝は枚挙に暇がありません。
「電車内で大騒ぎ。小さな赤ちゃんが乗ってきたので、チャントではなく子守歌に切り替えた」
※チャント=応援歌
「勝利に興奮して停車中の車のボンネットを叩きまくり。凹んでしまったのを見て申し訳なくなり、窓から現金を車内にねじ込む」
「突然フランス人女性を取り囲み『君から目が離せないよ』と大合唱♬」
「最初から騒がないのが一番いい」という正論はもちろんですが、それができないのがアイルランドサポーター。ヤンチャだけど、フォローも忘れない気持ちの良い男たちなのです。
フランス人男性とポルトガル人少年の交流
そして、今大会で最も注目を集めたサポーターと言えば、ポルトガル人の少年サポーターでしょう。
試合終了後。決勝戦で敗れてしまったフランス人サポーターは悲しみくれていました。そこに通りかかったのはポルトガル人の少年。「あなたは共に戦った同士だ」と言わんばかりに肩を抱いて、フランス人男性を慰めます。
この動画が公開され、多くの共感と感動を呼びました。
確かにサッカーのサポーターの中には、暴力行為をはたらく人や人種差別のチャントを歌う者もいます。しかし、そういった反社会的な人間はごく一部で、ほとんどのサポーターは代表チームを支えるために、時間とお金、そして多大な労力を使って会場まで足を運んでいるのです。
今後はそんなサポーターたちに注目して国際大会を見るのも面白いかもしれませんよ!