那須どうぶつ王国、撮影に来た『スッキリ』に『遺憾の意』 「酷すぎる」「見ていて絶句した」 By - grape編集部 公開:2023-03-25 更新:2023-03-25 オードリーテレビペンギン加藤浩次動物園春日俊彰極楽とんぼ Share Tweet LINE コメント ※写真はイメージ 2023年3月24日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、栃木県那須郡にある動物園『那須どうぶつ王国』について特集。 お笑いコンビ『オードリー』の春日俊彰さんが同施設を訪問し、ペンギンにエサを与える姿を生中継で紹介しました。 しかし、ペンギン舎内でエサをやっていた春日さんは、たくさんのペンギンに囲まれながら、わざと滑って池に落ちるというギャグを3連発。 番組放送後、『那須どうぶつ王国』のTwitterアカウントは、この際の行動が事前の打ち合わせになかったとして、抗議したことを明らかにしました。 那須どうぶつ王国、テレビ番組に抗議 『那須どうぶつ王国』での中継から数時間後、同施設はTwitterアカウントを通して、ペンギン舎の池に入ることについては打ち合わせで告げられていなかった旨を公表。 きっと、視聴者からも多くの問い合わせを受けたのでしょう。テレビ局や番組制作スタッフについて「誠に遺憾であり、厳重に抗議を行った」と現状を報告しました。 ~那須どうぶつ王国からのお知らせ~ pic.twitter.com/vCQzfQhjoN— 那須どうぶつ王国 (@nakprstaff) March 24, 2023 同施設の声明は瞬く間に拡散され、「ギャグでも危険すぎる」「ペンギンがかわいそうだ」といった番組に対する批判の声が続出。 また、同番組のMCであり、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんが、スタジオから「春日、足元に気を付けろ!」「後ろ危ないぞ!」と何度も呼びかけていたことから、「落ちるように『ネタフリ』をしていた」という批判も上がっています。 番組では、スタッフによる「1ついっておきます!ペンギンさんがいないところで、安全を考慮して飛び込んでいますので」という、フォローの言葉が流れていました。 また、春日さんも足元を確認しながら後ずさっており、ペンギンがケガをしないよう配慮をしていたことは分かります。 しかし、いくら確認をしていても、動物にケガを負わせる可能性はあったはず。そして無事だったとはいえ、動物たちを驚かせてしまったかもしれません。 同日、『スッキリ』はウェブサイトに謝罪文を掲載。今後は安全に配慮をした上で撮影を行うことを表明しました。 本日3月24日(金)、那須どうぶつ王国からの中継で、出演者が園内の池に入る場面がありました。 動物がいない池に入る可能性があることは事前に打合せしておりましたが、本番ではペンギンのいる池に入ってしまう放送となりました。 動物への安全配慮が不足しておりました。改めて那須どうぶつ王国および視聴者の皆様にお詫び申し上げます。 今後は、より一層動物の安全に配慮し、番組制作をしてまいります。 スッキリ ーより引用 日々、動物たちと向き合い、信頼関係を築きながら大切に世話をしている動物園のスタッフ。 動物の身や、その信頼関係に傷を付けかねない第三者の行動に対し、施設側が怒りを覚えるのは至極当然といえるでしょう。 過去には、さまざまなテレビ番組の生中継で事故が起こったこともありました。『絶対に安全』という保障がないからこそ、視聴者はしっかりと配慮をした上での番組制作を望んでいるはずです。 [文・構成/grape編集部] 出典 @nakprstaff/スッキリ Share Tweet LINE コメント
2023年3月24日、情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)では、栃木県那須郡にある動物園『那須どうぶつ王国』について特集。
お笑いコンビ『オードリー』の春日俊彰さんが同施設を訪問し、ペンギンにエサを与える姿を生中継で紹介しました。
しかし、ペンギン舎内でエサをやっていた春日さんは、たくさんのペンギンに囲まれながら、わざと滑って池に落ちるというギャグを3連発。
番組放送後、『那須どうぶつ王国』のTwitterアカウントは、この際の行動が事前の打ち合わせになかったとして、抗議したことを明らかにしました。
那須どうぶつ王国、テレビ番組に抗議
『那須どうぶつ王国』での中継から数時間後、同施設はTwitterアカウントを通して、ペンギン舎の池に入ることについては打ち合わせで告げられていなかった旨を公表。
きっと、視聴者からも多くの問い合わせを受けたのでしょう。テレビ局や番組制作スタッフについて「誠に遺憾であり、厳重に抗議を行った」と現状を報告しました。
同施設の声明は瞬く間に拡散され、「ギャグでも危険すぎる」「ペンギンがかわいそうだ」といった番組に対する批判の声が続出。
また、同番組のMCであり、お笑いコンビ『極楽とんぼ』の加藤浩次さんが、スタジオから「春日、足元に気を付けろ!」「後ろ危ないぞ!」と何度も呼びかけていたことから、「落ちるように『ネタフリ』をしていた」という批判も上がっています。
番組では、スタッフによる「1ついっておきます!ペンギンさんがいないところで、安全を考慮して飛び込んでいますので」という、フォローの言葉が流れていました。
また、春日さんも足元を確認しながら後ずさっており、ペンギンがケガをしないよう配慮をしていたことは分かります。
しかし、いくら確認をしていても、動物にケガを負わせる可能性はあったはず。そして無事だったとはいえ、動物たちを驚かせてしまったかもしれません。
同日、『スッキリ』はウェブサイトに謝罪文を掲載。今後は安全に配慮をした上で撮影を行うことを表明しました。
日々、動物たちと向き合い、信頼関係を築きながら大切に世話をしている動物園のスタッフ。
動物の身や、その信頼関係に傷を付けかねない第三者の行動に対し、施設側が怒りを覚えるのは至極当然といえるでしょう。
過去には、さまざまなテレビ番組の生中継で事故が起こったこともありました。『絶対に安全』という保障がないからこそ、視聴者はしっかりと配慮をした上での番組制作を望んでいるはずです。
[文・構成/grape編集部]