道路脇に停車する1台の車 警官が不審に思い、引き返すと… 「本当によかった」「残酷すぎる」
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カーテンにしがみ付いていたのは? 光景に「いつ見ても笑う」『#二度と撮れない画像を貼れ』を付け、1枚の写真を公開したのは、2羽のオカメインコと暮らしている、ゆかりん(@okamenolunaya)さん。今では見ることができないという、ナギちゃんの姿を公開したところ、大きな反響が上がりました。飼い主さんが「これしかない」と選んだ、奇跡の1枚とは。
動物病院の先生に「顔が丸くて大きいね!」といわれた猫 表情に「最高です」複数の猫と暮らす、飼い主(@unicouniuni3)さん。動物病院でのエピソードが話題を集めています。
イギリスのダラム警察の警官であるリアム・バーノンさんとルーク・ハウイさんが早朝、パトカーで道路を走行していた時のことです。
2人は道路脇に停車している1台の車を見かけました。
リアムさんたちが振り返ると、その車の運転手が草むらで手にもった袋を揺らしていたといいます。
気になった2人は引き返して、その車の後ろに停車。パトカーから降りると、運転手の男性はあわてて手にもっていた袋を車内に投げ入れて、タイヤをチェックし始めたのです。
リアムさんたちが車に近付くと、助手席から甲高い音が聞こえたとのこと。
その音は、さっきまで男性がもっていた袋から聞こえていたのです。
警官たちが密閉された袋を開くと、中に6匹のコッカースパニエルの子犬が入っていました。
子犬たちは生後5日で、まだ目も開いていませんでした。
運転手の男性は子犬たちを草むらに捨てようとしていたのです。
幸い子犬たちは命に別状はなく、男性の家から母犬と父犬も救出されて、親子は再会できました。
この警察の投稿には「あなたたち2人が引き返してくれてよかった」「どうしてこんな残酷なことができるのだろう」など、2千件を超えるコメントが寄せられています。
事情聴取の結果、男性は動物虐待やマネーロンダリング、規制薬物の売買の疑いで身柄を拘束されたということです。
2人の警官は大の犬好きなのだそう。リアムさんは「子犬たちはノミだらけで、もし私たちがほんの数秒前に通り過ぎていたら、何も気付かなかったでしょう」とつづっています。
なお子犬たちは全員、里親が決まったそうです。
密閉された袋に入れられて、草むらに捨てられる寸前だった6匹の子犬たち。
もしリアムさんたちが気付かなかったら、6匹の尊い命は失われていたかもしれません。
完ぺきなタイミングで通りかかり、怪しい人物の行動を見逃さなかった、2人の警官に拍手を送りたいですね。
[文・構成/grape編集部]