「塩水より早い」「すぐ食べられる」 アサリの砂抜きが『数分で終わるコツ』とは? By - エニママ 公開:2023-05-02 更新:2023-05-02 Share Post LINE はてな コメント 春から夏にかけての人気レジャーの1つである、潮干狩り。子供も大人も夢中になって、貝を探し当てる感覚はまるで宝探しのようで楽しいですよね。 しかし、アサリは下準備に手間がかかるので、帰宅してすぐに食べられないのがネックに感じている人は多いでしょう。 アサリを食べる前にやることとは? アサリを始めとする貝類は調理前に、殻の中に含まれた砂を吐き出させる砂出しという作業をしなくてはいけません。 食べた時に、ジャリジャリと口の中に砂の感覚がある場合は、すべての砂が出し切れていない証拠です。しっかりと砂出しをしなくては、おいしさも半減してしまいます。 一般的な砂出し方法は、塩水に入れて長時間放置するというやり方。 アサリは好きだけれど、この砂出し作業をとても面倒に感じている人は、多いのではないでしょうか。 実は、砂出しが簡単に最短5分で終わる方法があるというので、実際に試してみます。 最短5分で終わるアサリの砂出し方法 まずアサリを洗いましょう。洗い方は水で流すだけより、こすり洗いのほうが殻に付いた汚れや砂も取り除けます。 常温の水と沸騰した湯を1対1の割合で混ぜ合わせ、アサリを浸しましょう。 5分ほど待つと口が少し開いてきました。プクプクと気泡も出てきて、呼吸しているのが分かります。 砂が多そうな場合は、5~15分くらい置いてみるといいようです。 その後、アサリをこすり合わせるように洗って完了です。 このまますぐ料理に使用できます! この方法は、『ヒートショック法』と呼ばれていて、急激な温度変化に反応するアサリの性質を利用した砂出し方法です。 『ヒートショック法』は湯の温度が大事で、適温は50度前後といわれています。 温度が高すぎると、煮えてアサリが死んでしまい、逆に低すぎると砂がうまく出てこないので、注意が必要です。 先述のとおり、今回は約50度の湯にするために、常温の水と沸騰した湯を1対1で混ぜ合わせて使用しました。 筆者宅の温度計によると47.6度を示していたので、温度計がない人もこの方法で簡単に約50度の湯を作り出せるでしょう。 今まで時間がかかって面倒だったアサリの砂出しも、この方法なら簡単なうえに時短が叶いますね! [文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部] 「勘違いしてた…」 高速道路で見かける『i』のマーク、その意味は?高速道路の緑看板にある、『i』のマーク。その正体をご存じでしょうか? ゆで卵の『白身』をストローで? できたものに「作りたい」「子供にも教えなきゃ」ゆあ(yua_kurashi_)さんが紹介した、ゆで卵の裏技に注目が集まりました。 Share Post LINE はてな コメント
春から夏にかけての人気レジャーの1つである、潮干狩り。子供も大人も夢中になって、貝を探し当てる感覚はまるで宝探しのようで楽しいですよね。
しかし、アサリは下準備に手間がかかるので、帰宅してすぐに食べられないのがネックに感じている人は多いでしょう。
アサリを食べる前にやることとは?
アサリを始めとする貝類は調理前に、殻の中に含まれた砂を吐き出させる砂出しという作業をしなくてはいけません。
食べた時に、ジャリジャリと口の中に砂の感覚がある場合は、すべての砂が出し切れていない証拠です。しっかりと砂出しをしなくては、おいしさも半減してしまいます。
一般的な砂出し方法は、塩水に入れて長時間放置するというやり方。
アサリは好きだけれど、この砂出し作業をとても面倒に感じている人は、多いのではないでしょうか。
実は、砂出しが簡単に最短5分で終わる方法があるというので、実際に試してみます。
最短5分で終わるアサリの砂出し方法
まずアサリを洗いましょう。洗い方は水で流すだけより、こすり洗いのほうが殻に付いた汚れや砂も取り除けます。
常温の水と沸騰した湯を1対1の割合で混ぜ合わせ、アサリを浸しましょう。
5分ほど待つと口が少し開いてきました。プクプクと気泡も出てきて、呼吸しているのが分かります。
砂が多そうな場合は、5~15分くらい置いてみるといいようです。
その後、アサリをこすり合わせるように洗って完了です。
このまますぐ料理に使用できます!
この方法は、『ヒートショック法』と呼ばれていて、急激な温度変化に反応するアサリの性質を利用した砂出し方法です。
『ヒートショック法』は湯の温度が大事で、適温は50度前後といわれています。
温度が高すぎると、煮えてアサリが死んでしまい、逆に低すぎると砂がうまく出てこないので、注意が必要です。
先述のとおり、今回は約50度の湯にするために、常温の水と沸騰した湯を1対1で混ぜ合わせて使用しました。
筆者宅の温度計によると47.6度を示していたので、温度計がない人もこの方法で簡単に約50度の湯を作り出せるでしょう。
今まで時間がかかって面倒だったアサリの砂出しも、この方法なら簡単なうえに時短が叶いますね!
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]