76歳お笑いタレント劇場所属決定 乳がんステージ4経験から大学入学の衝撃の経歴に「すごすぎ」
公開: 更新:
快挙を成し遂げた狩野英孝、帰国便の搭乗券をよく見ると… 「さすがJAL」の声ホノルルマラソンから帰国する狩野英孝さんに、JALが用意したサプライズとは…。
ロケで出会う人を「お母さん」と呼ぶのは気になる ウイカが決めている呼び方とは?タレントがロケで街中の人を呼ぶ時の「お母さん」「お父さん」に違和感…。ファーストサマーウイカさんが実践している呼び方とは。
grape [グレイプ] entertainment
「自分があともう少し若かったら、挑戦できたな…」
こんなふうに、年齢を理由に『新たな挑戦』を諦めた経験はありませんか。
人は歳を取ると体力も衰えていくため、なかなかチャレンジする勇気が出ない時もあるでしょう。
2023年6月現在、SNSでとある『おばあちゃん』の活躍が話題となっています。
76歳のお笑いタレント『おばあちゃん』
話題となっているのは、吉本興業株式会社(以下、吉本興業)に所属する76歳のお笑いタレント『おばあちゃん』。
同月14日、オーディションを勝ち上がり、東京都千代田区にある『神保町よしもと漫才劇場』に所属することが決定しました。
劇場の所属タレントとしては最高齢となり、若手タレントがいる劇場におばあちゃんの存在があるというギャップが、新たな笑いを生み出しているのだそうです。
劇場所属の決定に際し、おばあちゃんは以下のコメントを寄せました。
おばあちゃんで76歳の後期高齢者です。
毎日元気で平凡に暮らせたらいい、嫌なことは考えない、楽しい事を考えて暮らし幾つになっても好奇心と笑顔でいたい。若い人の力もお借りして感謝を忘れず生きていきたいと思っております。
おばあちゃんの波乱万丈な経歴に衝撃
そんなおばあちゃんですが、お笑いタレントを目指すまでの道のりが「波乱万丈すぎる」ということで、驚く人が続出しています。
おばあちゃんは、38歳の頃にステージ4の乳がんの手術を受けており、術後1年で卵巣に転移。45歳で子宮に転移と、闘病生活を送ってきたそうです。
その後、47歳で放送大学に入学し、51歳の時に乳がんにまつわる研究を発表。また、55歳の頃から難病により失明した実兄の介護を続けているといいます。
そして、71歳の時に吉本興業の養成所である『NSC東京』に入学し、72歳でプロデビュー。この経歴に多くの人が、衝撃を受けたようです。
・闘病生活を乗り越えてお笑いデビューはバイタリティがすごすぎる。チャレンジに過去も年齢も関係ありませんね。
・何歳からでも、やる気しだいでスタートできるんですね。勇気をもらえます。
・いくつになっても夢や目標を持って行動に移すことができる、素敵な人だな。尊敬します!
何歳からでも『新たな挑戦』ができるということを、身をもって体現し続けている、おばあちゃん。
その姿は、たくさんの人に勇気を与えることでしょう!
[文・構成/grape編集部]