壁の穴を放置しないで! 企業の解説に「虫が入るの?」「費用も増える」
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- 出典
- ニフティ不動産
模様替えをしたり、家具や家電を買い替えたりした時に、壁に穴を空けてしまうことがあります。
穴が小さければ「急いで直す必要はない」と思うかもしれませんが、放置期間が長くなるほどさまざまなリスクが高まるので、何もしないというのはおすすめできません。
穴のサイズに合わせて修復方法も変えよう!
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『壁に空いた穴』とひと口にいっても、その大きさはさまざまです。小さい穴であっても、経年劣化で穴が広がり、そこから虫やネズミなどが侵入することもあります。
また、穴が広がればそのぶん修復が大変になり、費用もかかるので、いいことが1つもありません。
『画びょうを刺した穴くらいの大きさ』『ねじ穴くらいの大きさ』『拳ほどの大きさ』の3パターンを紹介するので、もっとも近い方法を選びましょう。
1.画びょうを刺した穴くらいの大きさ
穴の中でも小さい穴に適した修復方法です。以下の3つを用意しましょう。
ニフティライフスタイル株式会社が運営する『ニフティ不動産』のウェブサイトでは、穴の大きさに合わせた補修方法と、それに必要な道具を紹介しています。
壁穴用のパテはホームセンターや100円ショップで購入できます。ヘラが入ってない場合もあるので、内容物をしっかり確認しましょう。
まず、壁に付いている汚れやホコリをぬれた布で拭き取ります。汚れが取れたら壁穴用のパテを穴よりも少し多めに塗布し、ヘラで平らにしましょう。
はみ出た部分をヘラで取り除き、完全に乾くまで放置すれば、作業は完了です。
2.ねじ穴くらいの大きさ
ねじ穴くらいの大きさになると、見た目が悪くなります。虫も侵入しやすくなるので、上からポスターや絵を飾って隠しておくのではなく、修復するほうがいいでしょう。
用意するのは、以下の6つです。
ぬれた布で壁に付着した汚れやホコリを拭き取り、穴の中に手芸用の綿を詰めます。つまようじを使って接着剤を穴の中に入れ、先に詰めた綿にからめましょう。
壁穴用のパテを穴よりも少し多めに塗布し、ヘラで平らにします。はみ出た部分をヘラで取り除き、完全に乾くまで放置しましょう。
3.拳ほどの大きさ
拳ほど大きくなると修復の難易度が高くなるので、業者に依頼するのが無難です。
無理に作業を進めて失敗すると、より修復が難しくなるため気を付けましょう。
賃貸は勝手に修復できない
壁の穴は持ち家、賃貸物件関係なく穴が空きます。
持ち家の場合は修復をするかしないか、自分でやるかやらないか、何を使うかなどをすべて自分で決められますが、賃貸物件の場合は借主に一切の決定権がありません。
これは、建物の持ち主が『大家さん』であることが大きく関係しています。
どのように修復するかを決められるのは大家さんだけなので、まずは大家さんや管理会社に連絡をしましょう。
穴が空く理由はさまざまありますが、模様替えで空けてしまった、ペットや子供が空けてしまったなど『故意に空いた穴』は借主が費用を負担しなくてはなりません。
退去の場合は敷金や保証金から費用を差し引かれますが、入居中は作業終了後に請求される可能性があります。いつ、いくら払うのかも、しっかり確認しておきましょう。
故意でない場合は、火災保険の『借家人賠償責任補償特約』で賄える場合があります。
借家人賠償責任補償特約が適用される場合は、その旨を大家さんや管理会社に伝えると手続きがスムースになります。
[文・構成/grape編集部]