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「なんだこの授業って思った」 校則に厳しかった教師の『保健体育の授業』が今も忘れられない

By - grape編集部  公開:  更新:

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あなたには、大人になってからも深く印象に残っている『学校の授業』はありますか。

18年ほど前に中高一貫の女子校に通っていた、枇杷かな子(kanakobiwa)さんは、過去の思い出を描いた漫画をInstagramに投稿しました。

枇杷さんは、高校生の時に受けた保健体育の授業が、今も忘れられないといいます。

『コンドームの授業を受けた日』

校則に厳しいT先生のことが、ちょっぴり苦手だったという、枇杷さん。

そんなT先生が、保健体育の授業で教えたのは『コンドームの付け方』という具体的な避妊方法でした。

近年は、性教育の重要性が世の中でも広く認識されるようになってきていますが、当時はまだ、性について具体的に話すことは『タブー視』される風潮もあったそうです。

きっとT先生は、時間をかけて、いろいろな工夫や配慮をして周囲を説得し、この授業に臨んだのでしょう。

コンドームの付け方を説明しながらも「望まない性行為は断ることも大切だよ」と『性的同意』の重要性についても、生徒たちに伝えた、T先生。

枇杷さんは「保健体育の時間自体が少ない中で、先生は私たちを守るための授業をしてくれたのだと思います」と当時を振り返り、つづっていました。

投稿には「批判の声もあっただろうに。先生の覚悟に涙が出た」「感動しました。女性の命と尊厳を守るための授業ですね」などの声が寄せられています。

性と真剣に向き合い、適切な知識を身に付けることは、よりよい人生を歩むために不可欠です。

T先生の熱い想いは、枇杷さんを含むその場にいた生徒たちの心に、しっかりと刻まれていることでしょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
kanakobiwa

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