生理の授業でニヤニヤしていた男子 先生の言葉を聞き、表情が一変
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今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

「なんとなく恥ずかしい」 女性が抱えるココロとカラダの悩みに専門医は…女性の多くが抱えているのに、他人にはちょっと話しづらい、心と身体の問題やリアルな悩みについて、さまざまなセッションが行われました。女性の健康推進の必要性と課題について考える、ウィメンズ・ヘルス・アクション実行委員会主催のイベント『わたしたちのヘルシー 〜⼼とからだの話をはじめよう in Mar.2025』が、2025年3月7日15時より順次配信。
- 出典
- @aigamo_op
コミカライズなどを手掛ける、漫画家の合鴨ひろゆき(@aigamo_op)さん。
ネット上で話題になっている『生理』の件を受け、小学生のころの出来事を投稿しました。
女子の『保健』
「女子は教室に残って。男子は校庭でドッジボールね」
生徒たちに向かって、そういった先生。
その日の授業は、『生理(月経)』についての話だったため、『女子は保健、男子は体育』という形式でした。
しかし、いつも問題行動を起こしている男子2人はニヤニヤしたまま椅子に腰かけ、移動しようとしません。
からかうような男子たちと、彼らをにらみつける女子たち。教室内に険悪な空気が流れます。
そんな空気をかき消すかのように、先生は笑顔でこういいました。
「いいよ、残って一緒に聞いていきなさい。
もし女子が生理のことでほかの男子にからかわれたら、君たちがナイトになって女子を守るんやで」
すると、先ほどまでニヤニヤしていた男子たちの表情は一変。真剣な表情になり、強くうなずきました。そして、「出てってよ!」といった顔でにらんでいた女子たちも、男子の同席を許す空気になったといいます。
男子はその後、教室から立ち去らず、真剣な表情で授業を受けたそうです。
当時小学生だった私自身がこの遠い記憶を振り返る思いとしては、「明らかにからかい目的だった男子に、大事な話としてちゃんと聞こうという気持ちにさせた先生はすごいなあ」。
そして、「周り全員女子の中、最後まで残って授業を受けた男子2人の勇気も大したものだったなあ。逆に男性が助けを必要としていたら、私も助けられるようになりたいなあ」の2点です。
当時を思い出し、そうコメントする合鴨さん。
そして「男女それぞれの”強み”を活かして気持ちよく助け合うためにも、相互理解は必要だと思います」と思いをつづりました。
『性』はタブー視されがちですが、異性の身体について正しい知識を得ることは、決して悪いことではありません。
男女が互いに理解し、支え合う…そうして、多くの人が生きやすい世の中を作っていきたいものです。
[文・構成/grape編集部]