「あなたは私たちの奇跡」 54日間も入院していた犬 退院の日の投稿に涙する人が続出
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犬にとって飼い主と散歩をすることは毎日の楽しみでしょう。
しかし、それは平和な国で暮らす犬にとってのことなのかもしれません。
ブラジルで、散歩中の犬が信じられない悲劇に遭遇してしまったのです。
散歩中に強盗に撃たれた犬
2023年3月29日、リオデジャネイロに住む3歳のゴールデンレトリバーのラックくんは、いつものように飼い主さんと散歩をしていました。
その途中、彼らは武装した強盗に出くわしてしまいます。
強盗が発砲した銃弾がラックくんの脚に命中。一命を取り留めましたが、銃弾は脚を貫通し、重傷を負ったのです。
すぐに動物病院へ運ばれたラックくんは、4層の筋肉の再建手術を受けました。
当初は、負傷したのは筋肉だけと診断され、不幸中の幸いと思われたそう。しかし2日後、火薬によって尿道管が焼け、壊死していることが判明したのです。
後日、ラックくんは尿道管の再建手術も受けることになりました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
手術、入院、投薬と、治療には多額の費用がかかったといいます。
しかし、ラックくんの飼い主さんは愛犬の命を決して諦めませんでした。
その思いに応えるように、ラックくんは三度の手術を乗り越えて、順調に回復していきます。
そして同年5月、54日間の入院を終えたラックくんがついに退院する日。
飼い主さん同様に回復を信じ続けた病院のスタッフたちが、廊下でラックくんを盛大に見送りました。
ラックくんが入院していた病院のInstagramには「ラック、私たちに諦めないということを教えてくれてありがとう!あなたは私たちの奇跡です」とつづられ、動画を投稿。
「涙が止まらない。回復して本当によかった」「この犬は戦士だ」「ご家族にもおめでとうといいたい」など、喜びの声が上がりました。
ラックくんのInstagramには、退院後に元気そうに公園を走っている様子が紹介されています。
ラックくんは、撃たれた場所が少しずれていたら致命傷になった可能性があるということです。
『Luck(幸運)』という名前のとおり、不幸中の幸いともいえる重傷を負いながらも見事な回復を遂げたラックくん。
飼い主さんの祈りと、医師やスタッフによる懸命な治療と、ラックくんの生きようとする力が起こした奇跡といえるでしょう!
[文・構成/grape編集部]