「どうしてカメが存在するの」 子供からの質問に飼育員は? 「コレは名回答」「真理をついてる」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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三重県南牟婁郡(みなみむろぐん)紀宝町にある『道の駅 紀宝町ウミガメ公園』(@umigamekouen)。
ここは、全国で唯一ウミガメの保護施設が併設された道の駅で、ウミガメのほか、近海の魚なども無料で見学ができます。
子供からの質問に飼育員が名回答
2023年7月19日、Twitterアカウントで公開されたのは、館内に置かれた質問用紙。
そこには、子供からのシンプルな疑問がつづられていました。
「どうして、カメは存在するのですか」
素朴だけれども、カメそのものの存在を問うという、哲学的で難しい質問ですね!
この難問に、飼育員はどう答えたのかというと…投稿された1枚をご覧ください。
「カメが存在する世界に、人間が生まれたのです」
確かに、真理をついている…!
世界最古のカメといわれている『オドントケリス』は、およそ2億2千万年前には、この世界に存在していたとのこと。
人類が誕生したのがおよそ500万年前なので、カメのほうがずっと先輩です。カメからすると、人間のほうが存在を問われる立場なのかもしれませんね。
投稿は拡散され、多くの人が飼育員の言葉にグッときたようです。
・カメはずっと昔からカメの形をしている…。私たちよりも、ずっと洗練された命の形かもしれない。
・なんか深い。そもそも世界は人間のために作られたわけではないんだよね。
・いい質問だし、いい回答。いろんなことを考えさせられます。
反響を呼んだ回答について、飼育員は「実は質問への答えに困っていた」と明かしています。
悩みながらこちらの回答を出したとつづった飼育員。しかし、きっと質問をした子供の心には、新たな好奇心の種が芽吹いたことでしょう!
[文・構成/grape編集部]