槙原寛己が球界に残る名シーン「バックスクリーン3連発」の真相を明かす
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元巨人軍で完全試合も達成している名投手・槙原寛己氏。
輝かしい歴史を持つ槙原氏ですが、全てが胸を張って誇れる記録ばかりではありません。というのも、槙原氏と言えば完全試合よりも「バックスクリーン3連発」の方が先に頭をよぎってしまうという人も多いはずです。
「バックスクリーン3連発」とは、1985年4月17日に行われた阪神タイガースVS読売ジャイアンツ戦で7回裏での出来事。巨人の先発投手であった槙原氏が、わずか6球を投じる間に3者連続でバックスクリーンに本塁打を放たれてしまいました。
そんな、球界に残る名シーン「バックスクリーン3連発」の真相について槙原氏がテレビ番組で初めて語り、話題になっています。
なぜ、打ち込まれてしまったのか?
槙原氏は2月10日に放送されたフジテレビ系スポーツトーク番組『村上信五とスポーツの神様たち』内でその名場面について振り返っています。
まず槙原さんは、当時、巨人の正捕手として活躍していた山倉和博氏がその試合ではケガをしていたため、2番手捕手の佐野元国氏とバッテリーを組んで試合に臨んだことを説明。
その日、初実践のシュートがまさかの失投に…
ホームランを打たれる前の打席でバース氏をその日初めて実戦で使ったというシュートで、セカンドゴロに抑えていたという槙原氏。
名場面が生まれた7回、バース氏の打席でキャッチャーの佐野氏はストレートのサインを送ります。ですが、槙原氏は前回の打席をシュートで抑えたという自信からシュートを選択。この日2投目となるシュートを投じますが…
それが左バッターのバース氏のインコースに投じられ、ホームランにされたようです。
その後の4番掛布氏・5番岡田氏のホームランについては「3人の中で一番岡田さんの打球が良い打球。すごいライナーで飛んでった。3人目くらいになると放心状態だった」と話していました。
掛布氏と岡田氏にはシュートを投じていないということでしたが、バース氏の1発目ですっかり動揺してしまっていたようです。
このエピソードを聞いた視聴者の反応
【視聴者の声】
里崎氏も槙原氏のピッチングを批判!?
VTRでの槙原氏の発言をスタジオで聞いていた元千葉ロッテ・里崎智也氏も槙原氏がシュートを投じたことについて辛口なコメントをしています。
と、散々な言われっぷりです(笑)
そんな槙原氏は、この出来事を現役時代は引きずっていたようですが、引退後は講演会などで笑いのネタにできる余裕もでてきたとのこと。
吹っ切れてる槙原氏、素敵だと思います!