路上で見つかった、毛が伸びすぎた犬 トリミング後の姿に「この犬も喜んでいるね」
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椅子の上で『餅』がにらみつけている… 写真に「お顔と体のギャップ」「かわいい」お餅みたいに見えるフクロウ。表情が?

保護動物の未来が変わる? 話題の『推し活支援』サービスが…【独自取材】保護犬や保護猫を『推し活』で支援できる新サービス『しっぽの輪』が登場。飼えなくても、写真などを見て気になった動物を『推しの子』として応援できる仕組みや、開発者が立ち上げた背景を紹介します。
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椅子の上で『餅』がにらみつけている… 写真に「お顔と体のギャップ」「かわいい」お餅みたいに見えるフクロウ。表情が?

保護動物の未来が変わる? 話題の『推し活支援』サービスが…【独自取材】保護犬や保護猫を『推し活』で支援できる新サービス『しっぽの輪』が登場。飼えなくても、写真などを見て気になった動物を『推しの子』として応援できる仕組みや、開発者が立ち上げた背景を紹介します。
アメリカのカリフォルニア州で動物保護活動をしているスゼット・ホールさん。
彼女が運営する非営利団体『ローガンズ・レガシー』には日々、迷い犬や野良犬などの情報が寄せられてきます。
ある日、彼女のもとに「路上で犬がうろついている」という通報がありました。
スタッフのメアリーさんが駆けつけると、そこには毛が伸びすぎた小型犬がいたのです。
このような場合、飼い主に捨てられたケースが多いですが、この犬は違いました。
犬の名前はマックスくんといい、飼い主さんがすぐに見つかったのです。飼い主さんによると、庭から逃げ出したということでした。
実はマックスくんは毛を刈られるのが大嫌いなのだそう。
飼い主さんはこれまでに何度もトリミングサロンに連れていったものの、マックスくんが暴れたため、店からサービスを拒否されてしまったといいます。
こうしてトリミングができないまま、マックスくんの毛は伸び続けてしまったのです。
事情を知ったメアリーさんたちは「マックスを助けたい」と申し出ます。
そして、マックスくんのトリミングがスタート。刈り取った毛の重さはなんと約907gにもなりました。
トリミングの前と後のマックスくんの姿がこちらです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
伸びすぎて固まっていた体の毛がなくなり、顔回りもスッキリとして表情がよく見えますね。
身軽になったマックスくんは、飼い主さんの家に帰る時、嬉しそうに飛び跳ねていたそうです。
まるで生まれ変わったようなマックスくんの写真には、「こんなになるまで毛が伸びてかわいそうに」「この犬もきっと喜んでいるね」などの声が上がっています。
コメントには「動物病院で鎮静剤を打ってトリミングをしてもらう方法があるよ」という書き込みも見られました。
マックスくんの飼い主さんは決して飼育放棄をしていたのではなく、どんどん毛が伸びていくマックスくんの健康状態を心配していたそうです。
スゼットさんは投稿で、飼い主さんを責めず、「私たちはこれからもグルーミングのためにマックスに会いに行くつもりです」とつづっています。
トリミングが嫌いな犬はいるでしょう。しかし、犬種によっては毛が伸びすぎると衛生上の問題や、ケガをする危険があります。
愛犬の健康のためにも、動物病院で相談するなど、周りに助けを求めるといい方法が見つかるかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]