コップを使わず歯磨きしてしまうと…? 見落としがちな生活のムダに「マジか」「意識します」
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家計のため、環境のため、日々小さなところから心掛けたいのが「節水」についてです。
私たちの生活に欠かせない水。どうすれば無理なく節約できるのか、頭を悩ませてしまうこともあるでしょう。日常生活の中で気軽に取り入れられる節水方法を、花王の公式Instagramアカウント「花王(Kao Corporation)(kao_official_jp)」の投稿から紹介します。
節水におすすめのタイミングは「歯磨き」
花王の公式アカウントが提案する節水タイミングは、毎日の「歯磨き」です。1日2~3回の歯磨きタイムにある工夫を取り入れて、無理なく効果的な節水に取り組んでみてください。
花王がおすすめする歯磨き方法は、「コップを使う」というもの。歯磨きの後、コップにくんだ水で口をゆすぐだけで、節水できます。
公式アカウントによると、歯みがきの時に蛇口の水を30秒間流しっぱなしにした場合、約6ℓもの水が流れ出てしまうのだそう。コップを使った場合の使用水量は、1回当たり0.6ℓです。たった1回の歯磨きで、約5ℓもの水を節約できます。
1日に2回(朝・晩)、家族4人で歯磨きをする場合、1日に節約できる水の量は40ℓにもおよびます。1か月(30日)間続けた場合、1千200ℓもの差が生まれますから、水道代の節約にもつながるでしょう。ぜひ意識してみてください。
外出中の歯磨きも「折りたたみコップ」で対応を
ランチタイムの歯磨きは、会社で済ませるという人も多いでしょう。外出中の歯磨きには、シリコン製の折りたたみコップを使用するのがおすすめです。100均などでも購入できる折りたたみコップなら、非常にコンパクト。歯ブラシセットと一緒に持ち歩いても、邪魔になりにくいでしょう。限りある資源を大切に使うためにも、習慣化してみてください。
花王の公式投稿では、虫歯予防のためのコツも紹介中です。使用する歯磨き粉には、「フッ素入り」タイプを選択しましょう。歯ブラシに1cm程度乗せたら、2分間ブラッシング。その後、コップで口をすすぎます。
この時、あまり丁寧にすすぎすぎると、せっかくのフッ素を落としてしまうことに。すすぎの回数はやや控えめにしてフッ素を浸透させれば、虫歯に強い歯に近付けられるでしょう。子供の歯のケアにもおすすめの方法です。
「歯磨きの時にコップを使う」というシンプルな方法ですが、節水効果は抜群です。家族みんなで取り組めば、資源の無駄遣いを防ぎ、家計にも優しい生活を実践できるのではないでしょうか。
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[文・構成/grape編集部]