レトルト食品の温め直し 実は注意が必要? 意外な点に「気を付けます」「そうなのか」
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※写真はイメージ

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「クッキーを焼きまーす」 焼く前と後の変化に「すごすぎてビビる」「ときめいた」「焼きまーす」というコメントを添えて、Xに写真を投稿し、話題となったのは、お菓子作りが趣味の、あっぽー(@anbutter6250)さん。 公開したのは、自宅で作ったクッキーの焼く前と焼いた後。クッキーがどんな見た目をしているのか、気になりますね。
- 出典
- 株式会社 明治
レトルト食品は、手早く食事を済ませたい時に便利です。
湯煎やレンジなどで温めるだけで食べられるので、忙しい時や疲れている時でもササッと食卓に出すことができます。
そんなレトルト食品について気になるのが、「一度温めた食品を、後から再加熱して食べられるのかどうか」という点です。
「温めたけど、時間がなくて開けずじまいになった」
「温めたけど、結局子供が食べなかった」
こういった時、保存しておいてまた温め直せるならうれしいですよね。
実際は、どうすればいいのでしょうか。味や安全性に問題がないのかどうか、レトルト食品メーカーでもある株式会社 明治の公式Q&Aから紹介します。
再加熱できるかどうかはタイプによって異なる
レトルト食品を温めつつも、なんらかの事情により食べなかった場合、その後の対応に困る人は多いでしょう。再加熱して問題なく食べられるのであれば、改めて保管しておけばOKです。一方で、温めることで問題が生じるのであれば、処分する必要があるでしょう。
株式会社 明治によると、一度温めたレトルトパウチを未開封のまま放置した場合、再加熱して食べられるかどうかはパウチの種類によって異なるとのこと。加熱したレトルト食品がどのようなタイプなのか、しっかり見極める必要があります。
「アルミパウチ製品」の場合は、未開封であれば再加熱して食べることが可能です。ちょうど、お湯で温めるタイプのレトルト食品がこちらに当たります。アルミパウチ製品なら、温めた後も未開封であれば保存が可能。再度温めれば、問題なく食べられるでしょう。
一方で、再加熱が不可能なのは電子レンジ加熱ができる「スタンディングパウチ製品」です。こちらの場合、電子レンジ加熱する際に、蒸気を逃がすための吹き出し口が開く仕組みになっています。温めることで密封性が保てなくなるため、早めに食べ切ってください。
アルミパウチでも注意が必要なのは…
株式会社 明治によると、アルミパウチ製品であっても、以下のような場合には注意が必要とのことです。
・温め中にパウチに傷が付いた
・何度も温めを繰り返している
傷が付いたパウチでは、密封性を保てません。ごく小さな傷であっても、そこから空気が入り込めば中身の膨張や腐敗といったトラブルにつながるリスクがあるでしょう。
またアルミパウチ製品だからといって、何度も温めを繰り返すのはやめてください。加熱を繰り返すことでパウチの中の野菜は形を失いますし、風味が飛んでしまう可能性もあります。おいしく食べるためには、「食べる時にだけ温める」のが基本です。
一度温めたレトルト食品を再加熱して食べられるのかどうかは、レトルト食品のパッケージを見て判断しましょう。パウチの見極めが難しい時には、ぜひ「対応している加熱方法」に注目してみてください。「電子レンジ対応」という言葉がなければ、再加熱が可能ですよ。
レトルトの中身をきれいに出し切る方法
レトルトのパウチの開ける際は、切りこみが入った部分から手で開けるか、もしくはハサミを使って切るのが一般的でしょう。
しかし、途中で切り口がずれてしまったり、ハサミが汚れてしまったりという、ちょっとしたストレスも。さらに、せっかく開けたのに中身がきれいに取り出しきれないのも困りものです。
きれいに開けてきれいに中身を出し切るには、まず開ける前にパウチを縦半分に折り曲げた状態で手で切り込みから開けていきましょう。
こうすることで、切り口がずれることなく開けられます。また、中身をきれいに取り出すには、あらかた出し終わった後に先ほどと同じように左右に折りたたみ、そのまま下のほうからくるくると巻いていくと、残った中身が押し出されて、きれいに取り出せるでしょう。
レトルト食品は、今や暮らしに欠かせません。より無駄なく、便利に使っていきましょう。
[文・構成/grape編集部]