狭い檻の中で12年間も過ごした犬 初めて芝生の上を歩く姿に胸が締め付けられる
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出典:YouTube
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英語で「子犬製造工場」を意味するパピーミル(Puppy mill)。そこは、子犬や子猫を産むためだけに何匹もの犬や猫が集められた場所です。
生まれた子犬や子猫は市場に出回り、パピーミルの悪質業者に利益をもたらします。彼らにとって、犬や猫はお金を生み出す存在でしかないのです。
目を覆いたくなるような劣悪な環境
パピーミルで酷使されている犬や猫は、病気になったとしても病院になど連れて行かれることはありません。
親犬は無理やり交尾をさせられ、小さなゲージの中で散歩に連れ出されることもなく過ごすと言います。
そこで12年間も過ごした犬がいた
2013年に、アメリカの動物保護団体である「National Mill Dog Rescue」(以下、NMDR)によって救出されたマルチーズ犬のリジー。
リジーは、救出されるまでの12年間、パピーミルの狭い檻の中で虐げられていました。
劣悪な環境にいたため、救出当時、体のいたるところに腫瘍ができ、感染症のせいで目はただれていたそうです。
そんなリジーが、初めて芝生の上を歩いた瞬間を映した動画をNMDRが公開しました。
歩き方を忘れてしまったのか、それとも初めての感触に驚いているのか、その足元はどこか不安気。
しきりに辺りを見回し、小さく震える姿から、今までリジーが置かれていた環境がいかに過酷なものだったのか伝わってきて、胸が痛くなります…。
しかし、今では新しい飼い主の元で幸せな日々を過ごしているリジー。いつか過去の傷が完全に癒える日がくることを願ってやみません。
悪質業者が一刻も早くなくなる日を
人と同じ命を持っているにもかかわらず、まるでモノのように扱われる犬や猫。これが、実際に日本でも行なわれているということに、憤りを隠せません。
しかし、私たち人間が犬や猫をペットとして購入していることが、最終的にはパピーミルにつながってしまっているのです。
アメリカでは、「ペットショップで売られるすべての犬は、シェルターなどの保護施設にいる犬でなくてはならない」と法律で定めている州が多く存在します。
一方日本では、残念ながらアメリカのような法的制度は整っていません。
もしも、犬や猫を家族の一員として迎え入れたいと思ったら、保健所や保護施設から引き取ること、里親募集といった、ほかの選択肢にも目を向けてみてはいかがでしょうか。