急逝した漫画家の芦原妃名子さん 小学館がコメントを発表
公開: 更新:
![花のイメージ写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/01/98541_main1.jpg)
※写真はイメージ
![すがぬまたつや「天使と悪魔」画像](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/104968_main01-768x576.jpg)
財布を拾っただけなのに… 「逃がしてくれない」「消えない」謎の存在が出現道端に持ち主不明の財布が落ちていた時、あなたはどうしますか。 創作物では、心の中に天使と悪魔が現れがちです。 「素直に交番に届けましょう」と語りかける天使と、「そのままネコババしなよ」とささやく悪魔の姿が浮かび上がってき...
![『客が飯食ってる前で叱る店長』の漫画画像](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/05/102752_main2-768x576.jpg)
「嫌な店長だ」と思ったら? 続きに「最高かよ」「通いたくなっちゃう」食事の際には、周囲の環境も大切なもの。 居心地が悪い飲食店で食事をすると、料理に集中できず、おいしく感じられないことがあるようです。 そんな『嫌な雰囲気の飲食店』を題材に、すがぬまたつや(@sugaaanuma)さんは、...
- 出典
- 小学館
2024年1月29日に報じられた、漫画家である芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんの急逝。
芦原さんは同月28日から行方不明になり、翌29日、栃木県内で亡くなっているのを発見されたといいます。
亡くなる数日前には、2023年にドラマ化された自著『セクシー田中さん』の制作上の事情について、X(Twitter)で明かしていた、芦原さん。
行方をくらませた日の昼、Xに「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」と書き残し、これまでの投稿のほとんどを削除していました。
警察は今後、死因や経緯について調査を進めるとのことです。
芦原妃名子さん逝去受け、小学館がコメントを発表
逝去が報じられた翌30日、株式会社小学館(以下、小学館)がウェブサイトを更新。
芦原さんは1994年に同社の漫画雑誌『別冊少女コミック』でデビューして以来、『砂時計』や『Piece』『Bread & Butter』など、数多くの作品を小学館で刊行してきました。
小学館は、芦原さんの訃報を受け、このように想いを明かしています。
長きにわたって、小学館の作家として活躍してきた芦原さん。あまりにも突然の逝去に、小学館側も深い悲しみに暮れているようです。
同社は、多くの人の心を揺さぶった芦原さんの作品を称賛し、「今後も、多くの人に読まれるような作品であってほしい」と、漫画家に対する最大の敬意を示しました。
作品は、多くの漫画家にとって我が子同然に大切なもの。作品がより多くの人に届くことは、芦原さんの望みでもあるはずです。
訃報に対し、ネットからは「芦原さんの作品が大好きです」という声が相次ぎました。今後も芦原さんの作品は、たくさんの人の心に響くことでしょう。
[文・構成/grape編集部]