日本のテクノロジーが生んだ『サイバー救助犬』 活躍に期待が高まる
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2011年3月11日に起きた東日本大震災から5年が過ぎました。
地震や土砂崩れなどが起きた時に災害現場で活躍してくれるのが救助犬ですが、その救助犬に特殊な装置を装着させた「サイバー救助犬」というプロジェクトが注目を集めています。
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最新テクノロジー機器を搭載したバッグを背負って救助
サイバー救助犬は東北大学が研究を進めているプロジェクトです。カメラやGPS、気圧センサーなどを搭載したバックパック型の装置を救助犬に着させることで、犬たちの姿が見えなくても無線で映像などのデータをリアルタイムでタブレット端末に送ることができるということです。
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埼玉県で行われた訓練では10歳のブリタニー・スパニエルのゴンタがサイバー救助犬として参加しました。
東日本大震災でも活躍した救助犬。しかしこれまでは犬たちががれきの中に入ってしまうと中の様子がわからないことが問題だったということです。その問題を解決するべく開発されたのがこの「サイバー救助犬」の装置なのです。
優れた犬の嗅覚と最先端のテクノロジーを組み合わせた「サイバー救助犬」は海外からも大きな注目を集めています。
東北大学の大野准教授によると、年内にも日本救助犬協会(Japan Rescue Dog Association)にこのバックパック型装置を貸し出す予定だということです。実際の災害現場でサイバー救助犬が活躍してくれる日は近いかもしれませんね。