日本最古の漫画『鳥獣戯画』ジブリがアニメ化!800年前の絵に命を吹き込む
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出典:YouTube
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客に在庫の有無を聞かれた店員 ドラマチックな展開に「オレも仕事で使おうかな」SNS上で創作漫画を公開している、かめの まくら(@mkr0089)さん。2025年2月16日、客と店員のやり取りを描いた漫画をXに公開しました。女性客が男性の店員に、ある商品の在庫の有無について尋ねると…。
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きびだんごを使い切った桃太郎 そこに1匹のオオカミが…「人生ってだいたいこう」「笑った」幼い子供に読み聞かせる作品の定番ともいえる、昔話の『桃太郎』。犬、サル、キジを従えて、主人公の桃太郎が鬼ヶ島へ鬼退治に行くというストーリー展開は、あまりにも有名ですよね。もしほかの動物が家来になっていたら、鬼との戦いの行方はどうなったのだろう…なんて想像をしたことはありませんか。
今からおよそ800年前、平安時代末期から鎌倉時代初期に制作されたと思われる日本最古の漫画『鳥獣人物戯画(通称・鳥獣戯画)』
擬人化された動物たちや、当時の時代に生きる人たちが描かれており、歴史の教科書にも掲載されている国宝です。
そんな『鳥獣戯画』に、あのスタジオジブリが命を吹き込みました!
描かれているのは、最も有名な甲巻に登場しているウサギとカエルのやりとりです。
突然の雨に、雨宿りをしていたウサギ。内股なところや耳を触るしぐさを見るに、女の子なのでしょう。
出典:YouTube
そこに偶然通りかかったカエルは、持っていた傘をウサギへと不器用に差し出すと走り去ってしまいます。
なんだか、スタジオジブリの名作『となりのトトロ』作中での勘太とサツキのやりとりに似ていますね!
出典:YouTube
その後、カエルを追いかけたウサギは…?
『出会い篇』と称されたこのアニメーションは、現在第2弾、第3弾を鋭意制作中とのこと。これからは、2人の日常が描かれるのかもしれませんね。
出典:YouTube
ちなみにこちらのアニメーションは、丸紅新電力のCMとして制作されたもの。『ゆたかな自然』と『心ゆたかな暮らし』をテーマに描いたのだそうです。
楽しいだけではなく、ちょっぴりキュンとしてしまう『現代版・鳥獣戯画』。続編からも目が離せません!