「お湯をかけてみて!」 梅干しに白い粉が付いていたら…?
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白菜の表面に黒い点々を見つけたら… 「そうだったのか!」「初めて知った」「白菜に黒い点々が…!」。そんな状態になっていれば、傷んでいるのか腐敗しているのか、食べてもいいのか…とさまざまな疑問が浮かびます。黒い点々の正体や、食べられるのかどうかなどについてご紹介します。
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- 取材協力
- 梅樹園
梅干しは日本古来からのパワーフードです。
ご飯のおともや、おかずにもなり、殺菌作用を期待して料理に使われることもあります。
飲料に使えば、そのさっぱり感でノドを潤してくれますよね。
そんな梅干しですが、たまに白い粉のようなものが付着していることがないでしょうか。
この白いものは何か、梅干し作り100年を超える超老舗『梅樹園』に取材しました。
『梅樹園』のおいしそうな梅干し
梅干しに付いた白いものは何?
梅干しに付いていることがある白いものは何かと『梅樹園』にうかがったところ…。
白いものが梅干しに付いていた場合、可能性として塩やクエン酸が結晶化したものが挙げられますが、保管状態によってはカビの可能性もあります。
基本的に塩分の高い梅干しはカビることがないのですが、ご自宅で管理している中で、清潔な箸を使わずに梅干しを取り出したり、消毒された容器に保管してない場合などはカビが発生してしまうこともあります。
塩、クエン酸が析出した梅干し(『梅樹園』提供画像)
では、どのように見分ければいいのでしょうか。『梅樹園』から以下のようにアドバイスをもらいました。
まずは白いものが何かを見分けることが重要です。
弊社では『塩やクエン酸の結晶』と『カビ』を見分ける方法として、お湯を掛けることをおすすめしております。
手順としては、白いものが付いた梅干しを器に入れ、上から沸騰したお湯を掛けるだけです。
塩やクエン酸の結晶であれば、結晶化していた成分が湯に溶け、梅干しの色に戻ります。
カビだった場合は白いものが湯に溶けないので、梅干しからはがれたとしても湯の中に浮いているものが見えると思います。その場合は召し上がらないでください。
お湯をかけて、塩やクエン酸の結晶ならそれがお湯に溶けるので問題ないとのこと。これはいい方法ですね!
『梅樹園』直伝!夏におすすめの梅干しの食べ方
最後に、夏におすすめの梅干しの食べ方を2つ教えてもらいました。
まず1つ目は冷凍梅干し。『梅樹園』によると、「お好みの梅干しを冷凍庫で、ひと晩冷やすだけでできます。暑い日やお風呂上りに食べると最高です!」とのこと。
2つ目は梅干しドリンク。作り方を聞いたところ、「お茶や水500㎖に種を抜いた梅干し1粒を入れ、振り混ぜるだけでできます。水分と塩分の補給が一緒にできる優れものです!」と教えてもらいました。
『梅樹園』直伝の食べられる梅干しの見分け方、食べ方を用いて、暑さを乗り切ってみてはいかがでしょうか。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]