エッグベネディクトで高級ホテルの朝食気分！由来や簡単レシピも紹介

エッグベネディクトがどのようなメニューかご存じでしょうか。海外、高級ホテルやカフェのモーニングメニューのイメージを持つ人も多いかもしれません。

本記事ではエッグベネディクトの由来やレシピ、写真映えする盛り付け方のコツをご紹介します。少し特別な気分で、エッグベネディクトを味わってみましょう。

エッグベネディクトってどんなメニュー？

エッグベネディクトはどのような料理なのか、特徴や由来を見ていきましょう。食べたことのある人も新たな発見があるかもしれません。

エッグベネディクトは卵とソースが決め手の料理

エッグベネディクトには、酵母で発酵させ、トウモロコシの粉をまぶして焼き上げられた丸いパン『イングリッシュマフィン』が使われます。北アメリカやイギリスでよく食べられているパンのようです。

イングリッシュマフィンの半分にハムやベーコン、サーモンなどをのせ、ポーチドエッグをのせます。上からバターやレモン果汁、卵黄と塩コショウなどから作られたオランデーズソースをたっぷりかけたら完成。

ポーチドエッグとオランデーズソースがポイントとなる料理がエッグベネディクトです。

エッグベネディクトの由来

エッグベネディクトの歴史には諸説あるようです。１８９４年、アメリカのウォールストリート株式仲買人のレミュエル・ベネディクトが、二日酔いを治すために注文したメニューがアレンジされて、エッグベネディクトになった説もその１つ。

形を変えながらも、今なお人気のメニューとして日本でも親しまれています。

エッグベネディクトを家で作ってみよう

高級感のある印象のエッグベネディクトですが、実は家で手作りもできます。コツを押さえて調理すれば、自宅でおいしいエッグベネディクトを食べられますよ。本記事では『ハウス食品』のウェブサイトにあるレシピをご紹介します。

エッグベネディクトの材料

見た目が鮮やかになるトッピングもぜひ準備したいですね。

エッグベネディクトのレシピ

ポーチドエッグを作る時のコツ

ポーチドエッグを作る時のポイントは３つあります。１つ目は冷蔵庫から出したばかりの卵を使うこと。２つ目は卵を入れる時のお湯は思いっきりかき回して、しっかり渦を作っておくことです。

３つ目は卵を入れる時はお湯に浸かるギリギリのところからそっと落とし入れること。渦をしっかり作っておくと、卵が鍋の中心部分に寄って固まるのできれいなポーチドエッグが作れます。

ポーチドエッグが固まるのは、酢の働きが関係しているそう。酢が卵のタンパク質を固まらせる作用があり、丸い形に固まるのを助けています。

オランデーズソースを作る時のコツ

オランデーズソースを作る時のコツは、バターをレンジで加熱して溶かしておくことです。バターを加える時は一度に入れてしまわずに、ゆっくりと少しずつ加えていくのも大事なポイントでしょう。

徐々にバターを加えていくと、ソースの中でバターが分離して混ざりにくくなるのを防げます。余ったオランデーズソースは冷凍保存もできますが、作りたてが一番おいしく食べられるようです。

エッグベネディクトに使うのが一番ポピュラーなオランデーズソースの使い方ですが、実はほかの料理にも合います。肉料理や魚料理の上にかけると、コクと風味がプラスされてワンランク上のメニューに。

野菜にドレッシングのようにかけても楽しめるので、リッチなマヨネーズ感覚でいろいろな料理に合わせてみてください。

なくても作れる？材料の代用アイディア

エッグベネディクトを作る時、基本の材料が家でそろっていない場合もあるかもしれません。材料をいくつか代用できるアイディアをご紹介します。

代わりの材料が家にあれば、わざわざ買いに走らなくてもエッグベネディクトを作れますよ。

イングリッシュマフィンの代わりに食パンでも

卵とソースをのせる土台でもあるイングリッシュマフィン。形や食感から、外せない大事な材料だと思う人もいるかもしれません。

好みによりますが、イングリッシュマフィンの代わりに食パンやパンケーキ、焼きおにぎりを使ってエッグベネディクトを作れます。変化を楽しむ意味合いでも、イングリッシュマフィンの代用メニューにぜひ挑戦してみてください。

特に焼きおにぎりは和風で意外に感じるかもしれませんが、醤油の香ばしさとオランデーズソースの濃厚さがマッチして、新しい発見があるかもしれませんね。

バターなしで作るソース

バターを切らしていた、もしくはバターをあまり使いたくない時にはヨーグルトでオランデーズソースを作る方法があります。小岩井乳業株式会社のウェブサイトにあるレシピを見てみましょう。

ソースを身近な材料で代用

エッグベネディクトを仕上げる時に欠かせないオランデーズソースですが、ソース作りの手間を省略して手軽に食べたいと思う日もあるかもしれません。

ほかの似たソースで代用すると、ソースを１から作らずにエッグベネディクトを仕上げられます。例えば、オーロラソースやコブサラダドレッシング、マヨネーズなどです。

濃厚タイプのソースがオランデーズソースに近い感覚で代用に向いていそうですね。市販のオランデーズソースが販売されているお店もあるようなので、ソース作りのハードルが高く感じる人はチェックしてみてください。

プロのような仕上がりに！盛り付けやトッピングのコツ

エッグベネディクトを食べる時、味を楽しむのはもちろん、見た目もおしゃれにして気分を上げたい人も多いでしょう。本章では盛り付け方のアイディアをご紹介。華やかなテーブルを楽しんでください。

エッグベネディクトは単品でお皿に盛るほか、サイドに付け合わせのある場合が多いようです。おすすめのサイドメニューはサラダやポテト、フルーツなど。

特にサラダはレタスやパプリカ、ミニトマトや紫キャベツなど２種類以上の野菜をミックスすると華やかさとボリュームが出ておすすめです。焼いたパインを添えれば、ハワイ風の演出もできます。

ソースの上からドライパセリやブラックペッパーなどをパッと振りかけると、見た目がグッと引き締まりおいしそうに見えますね。ソースはポーチドエッグの上にたっぷりとこぼれるようにかけましょう。

盛り付けるお皿は、白いシンプルな器を使うとホテルライクに、木のプレートやはっきりした色味のプレートを使うと海外やおしゃれなカフェ風の印象に仕上がります。

少し特別な気分で食事をしたい時や、誰かを招いてエッグベネディクトでおもてなしをする時などはお皿や盛り付け、トッピングにも工夫してみるのがおすすめです。

エッグベネディクトを家で味わおう

エッグベネディクトの歴史や作り方、楽しみ方などが分かりました。時には代用品を使ったり、盛り付け方に凝ってみたりと、その日の気分でエッグベネディクトを楽しく味わってみてくださいね。

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[文・構成／grape編集部]