ラム酒とは一体どんなお酒?ラム酒の魅力と活用法について紹介!
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- 出典
- サントリーホールディングス/キリン
甘く豊かな風味が魅力的なラム酒。映画などで海賊が航海中に飲んでいるシーンを見たことがある人もいるのではないでしょうか。
モヒートやピニャコラーダなどの定番カクテルに使用され、ラムレーズンアイスやチョコレートともよく合うラム酒ですが、実はさまざまな種類があります。
ここではラム酒の魅力や起源、定番ラム酒の紹介から、ラム酒を使ったカクテルレシピなどを紹介するのでぜひ確認してください。
ラム酒とは一体どんなお酒?
※写真はイメージ
ラム酒は、サトウキビの糖蜜やしぼり汁を発酵させてつくられる蒸留酒で、モヒートやピニャコラーダ、キューバリブレのようなカクテルのベースとしておなじみです。
キャラメルを焦がしたような甘みと苦みがあるため、焼き菓子、ケーキ、チョコレートの風味づけや、ラムレーズンのようなドライフルーツの保存にも使用されています。
ラム酒の起源
ラム酒の名前の由来は諸説あります。
カリブ諸島のバルバドス島で、蒸溜酒を飲んで酔っ払っている島民を見て、イギリス人が『騒がしい・興奮』を表す『rumbullion』を短縮して名付けたという説や、ラテン語で砂糖を意味する『saccharum』の語尾を語源とする説など。
ラム酒の起源にも諸説ありますが、ラム酒の原料であるサトウキビがジェノヴァの探検家コロンブスの航海によって運ばれたことにより始まったという説が有力です。サトウキビがカリブ海一帯に根付き、一大生産地になったといいます。
17〜18世紀にかけて、砂糖の生産量が急激に増加したことにより、ラム酒などの製造も盛んに行われるように。また当時の船乗りたちの間で流行していた壊血病(かいけつびょう)に効くと信じられていたため、商戦にラム酒が常備されていたのだそうです。
ラム酒の特徴
ラム酒はジン、ウォッカ、テキーラとともに世界四大スピリッツのうちの1つに数えられるお酒です。アルコール度数はラム酒の種類によって異なりますが、40〜50度のものが多く、中には75度とアルコール度数の高いものもあります。
ラム酒の甘い香りや味から、糖質が多いという印象をもっているかもしれませんが、グラス1杯(約30㎖)あたりのラム酒の糖質量は、約0.03gほどです。
ラム酒の種類
ラム酒は色と風味によって分類されます。色では、『ホワイトラム』『ゴールドラム』『ダークラム』。風味では『ライトラム』『ミディアムラム』『ヘビーラム』と分けられます。
色は熟成度を表します。『ホワイトラム』は樽熟成をさせない無色透明のラム酒で、別名『シルバーラム』とも呼ばれているそうです。熟成期間が少なく、クセがないので初心者でも飲みやすいでしょう。モヒートのような定番のカクテルのベースとして使用されています。
『ゴールドラム』は木樽で熟成され、豊かな風味が特徴です。熟成期間は3年未満で、バニラやスパイス、バナナやアーモンドといった風味が感じられ、ストレートで飲むのに適しています。
『ダークラム』は3年以上の木樽での熟成期間を経て、濃厚な香りと深いコクが特徴です。味に独特の風味があるので、上級者に好まれます。
ロックで飲むのがおすすめですが、キャラメルやココアのような深い甘い香りがあるので、バニラアイスやチョコレートともよくあいますよ。風味は製造方法や産地によって『ライトラム』『ミディアムラム』『ヘビーラム』の3タイプに分類されます。
『ライトラム』はプエルトリコ、バハマ、キューバ、メキシコで主に生産され、無色透明や薄い琥珀色でやわらかな風味が特徴。
『ミディアムラム』は、フランスのマルチニック島、グァドループ島で生産され、色は薄い琥珀色で、ライトラムとヘビーラムの中間の風味。
『ヘビーラム』はジャマイカ、ガイアナなどが主な生産地で風味はもっとも強く、色は濃い褐色色をしています。
おすすめのラム酒を紹介
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ここではおすすめのラム酒を紹介します。人気のラム酒から定番のラム酒まで、入手方法も合わせて紹介するので、ぜひ確認してください。
人気のラム酒
ラム酒の人気ブランドを4つ紹介します。
『バカルディ スペリオール』
さまざまなカクテルのベースとして、バーテンダーから絶大な信頼を寄せられています。軽やかでバランスのよい香りが特徴で、バニラのほのかな香りにライトなココナッツの甘さがありながら、さわやかな後味で、余韻はほんのりとしています。
『マイヤーズラム』
華やかな香りと豊かな風味を持つジャマイカ原産のダークラムです。芳醇な味わいが特徴のため『ラムの王者』と呼ばれており、洋菓子の風味づけとしてよく使用されています。
『ドンパパ ラム』
フィリピンにあるネグロス島産の高品質なサトウキビを原料に使用し、3回蒸留したあと、山麓の丘で7年以上かけてアメリカンオーク樽で熟成します。フルーティで繊細な香味のほか、バニラやハチミツ、砂糖漬けのフルーツといった豊かな味わいが楽しめます。
『バカルディ ゴールド(オロ)』
バニラやバターキャラメル、アーモンドの味わいが感じられるゴールドラムです。2~3年かけてオーク樽で熟成した原酒をブレンドしているため、甘いオークの余韻へとつながります。コーラ割りはもちろん、ホットカクテルやストレート、オンザロックにも最適です。
手軽に手に入れられる安いラム酒
自宅で気軽にカクテルを作りたい、ラム酒を使用したお菓子作りがしたいという人に手軽に手に入れられるラム酒を価格と入手方法の観点から3つ紹介します。
『サントリー ラム ゴールド』
カクテルベースとしても使い勝手がよく、お菓子作りにも適しています。実店舗でもネットでもとても手頃な値段で販売しています。
『キャプテン モルガン スパイスドラム』
プエルトリコ産ゴールドラムに、バニラスパイスとトロピカルフレーバーを加えてつくられた香り豊かなラム酒。トロピカルな香りが夏を感じさせるカクテルのベースとしても最適です。
『プランテーションラム』
黒糖と熟したバナナ、トロピカルフルーツを思わせる繊細な香りのホワイトラム酒です。ラム酒のコンクールでも受賞歴があり、バランスのとれたコストパフォーマンスの高いラム酒です。
ラム酒の飲み方と活用法
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ラム酒の種類と特徴が分かったら、ラム酒を飲んでみましょう。ロックで飲むのはもちろん、季節や気分によってカクテルを作るのもおすすめです。ここではラムの基本の飲み方とラム酒に合う割り材を紹介します。
基本の飲み方とラム酒に合う割り材の紹介
ラム酒はロック、水割り、ホット、カクテルなどのさまざまな飲み方が楽しめます。
カクテルにはホワイトラムがおすすめ。定番のモヒート、リゾート地のサマードリンク、ピニャコラーダなど、カクテルベースとして大活躍です。
ラム酒に合う割り材は、ラム酒の種類によって多岐に渡りますが、どのラムにも合う割り材は炭酸飲料類やフレッシュなフルーツジュース類です。
炭酸飲料類は、コーラ、ジンジャーエール、トニックウォーター、炭酸水、フルーツジュースは南国のフルーツがよく合うと覚えておくといいでしょう。
マリブ・ピニャ・コラーダのレシピ
サントリーのウェブサイトからは、ホワイトラムがベースのマリブリキュールを使用したピニャコラーダのレシピを紹介します。ココナッツミルクが手に入らない時も、『マリブ』が1本あれば、あとはパイナップルジュースとミルクだけで簡単にでき上がります。
ラムレーズンレシピ
キリンのウェブサイトからは、マイヤーズを使用したラムレーズンレシピを紹介します。そのままでもおつまみにぴったりですが、アイスやクリームチーズに混ぜるのもおすすめです。
ラム酒をおいしく飲んで、活用しよう
本記事では、ラム酒の魅力、飲み方と活用方法について紹介しました。カクテルやロックでお酒として飲むのはもちろん、ラムレーズンのような簡単なおつまみや、洋菓子の風味づけとしても使用できる汎用性の高いお酒です。
甘い風味と芳醇な香りを生かしてお菓子作りをするのもよし、割り材を変えて新しいカクテルにチャレンジして見るのもよし、手軽に手に入れられるラム酒も多くあるので、ぜひラム酒を試してみてください。
・お酒は20歳を過ぎてから。
・飲酒運転は法律で禁じられています。
・妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。
・飲酒は適量を。
・飲んだ後はリサイクル。
[文・構成/grape編集部]