化粧下地でやってはいけないコト プロの指摘にギクッ…
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※写真はイメージ

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ベースメイクに欠かせない『化粧下地』には、保湿成分の高いものやパールが入ったもの、透明感を出すものなどさまざまな種類があります。
その中でも広く使われているのが、顔のくすみや明るさを調整する『トーンアップ化粧下地』です。
化粧下地はファンデーションの下に塗るので『大ざっぱ』にしてしまうかもしれませんが、ただ全面に塗るというのはおすすめできません。
メイクアップアーティストの藤嶋遥(haruka__makeup1010)さんは、Instagramで『化粧下地の上手な塗り方』を紹介しています。
塗り方1つで顔の印象が変わるので、NGな塗り方をしていないか振り返ってみましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
『ベタ塗り』は顔の膨張につながる
トーンアップ化粧下地の役割は、一般的な化粧下地と同じ『土台作り』に加え、顔色を明るくすることです。
顔全体にむらなく付けることは大切ですが、トーンアップ化粧下地は『顔を明るく見せる』効果があるぶん、単なる『ベタ塗り』は顔を大きく見せる原因となってしまいます。
これだけ聞くと、『小顔に見せるか』『肌を明るく見せるか』の二者択一になってしまうと思うかもしれません。しかし、塗り方を工夫すれば肌の明るさを保ちつつも、顔の膨張を抑えられます。
化粧下地を塗る時の大きなポイントは、『部位によって厚さを変えること』です。
人の顔は立体的なので、掘りの深さに関係なく『高さのある部分』と『影になる部分』があります。
高さのある部分は『おでこ』『鼻筋』『頬』、影になる部分は『髪の生え際』『こめかみ』『頬の輪郭』です。
影になる部分に高さのある部分と同じ分量の化粧下地を塗ってしまうと、顔の凹凸がなくなり『のっぺり』とした印象になってしまいます。
ハイライトやシェーディングでも顔の凹凸は作れますが、そのぶんメイクも厚くなるのが難点です。化粧下地で先に顔の陰影を付けてしまえばメイクも薄くなり、ナチュラルに仕上がります。
化粧下地を付ける時のポイントは、高さのある部位にしっかり付け、影になる部分は少量で済ませることです。これにより、高さのある部位がふっくらして見えて、自然な陰影が生まれます。
化粧下地を塗る時は、まず『おでこ』『鼻』『左右の頬』『顎先』に置き、内側から外側に向かって伸ばしていきましょう。
均一に伸ばしてしまうとベタ塗りになってしまうので、高さのある『おでこ』『鼻筋』『頬』を先に仕上げます。影になる『髪の生え際』『こめかみ』『頬の輪郭』は、メインが終わった後に仕上げるようにしましょう。
化粧下地を正しく使えれば、薄付きでナチュラルに仕上げながらも、顔に合った印影が生まれます。その後のファンデーションやポイントメイクもより映えるはずです。
ぜひ、意識してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]