お米の浸水時間 企業が教える目安は? ふっくら炊き上げるコツが参考になる!
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- 出典
- パールライス
普段と同じようにごはんを炊いたつもりが、「なぜか芯が残ってしまった…」という経験はありませんか。
食べられないわけではなくても、残念な食感にがっかりしてしまいます。原因を把握し、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。
ごはんに芯が残ってしまう理由について、国産精米を取り扱う全農パールライス株式会社(以下、パールライス)の公式サイトから解説します。
吸水時間は季節に応じて変更を
ごはんを炊いた時、芯が残ってしまう理由について、パールライスによると以下の3つが考えられるようです。
・お米に対して水の量が少ない
・炊飯器の不具合や故障
・浸水時間が短い
お米の量に対して水が少ないと、芯が残ってしまいます。水加減を間違えていないかどうか、お米の計量する際に多くなりすぎていないかどうか確認してみてください。
また炊飯器内のパッキンのズレや故障が原因である可能性も。異常がないかどうか確認したうえで、場合によってはメーカーに修理相談してみてください。
「特に思い当たる点がない」という場合に多いのが、浸水時間の問題です。
浸水時間が必要だと分かってはいても、水温にまで気を配るケースは少ないでしょう。急激に水温が下がった場合に、待機時間が不十分で十分に吸水させられず、芯が残ってしまう恐れがあります。
季節や状況に応じて、臨機応変に対応してみてください。
芯が残ってしまったごはんをおいしく食べるためには?
※写真はイメージ
お米に芯が残ってしまった場合には、再度炊き直しをすることで、ふっくらおいしく仕上げられる可能性があります。お米1合に対して30~50㏄の水を加え、全体をさっくりと混ぜ合わせてから、再加熱して仕上げましょう。
より素早くやわらかくしたい場合は、電子レンジを使うのがおすすめです。お茶碗によそったごはんに大さじ1杯ぶん程度の水をふりかけ、ラップをしてから加熱します。3~5分程度で、ふっくらやわらかくなるでしょう。
硬めに炊いたごはんをやわらかくしたい時にも便利なテクニックなので、家族で好みが異なる場合にもおすすめです。「幼い子供や高齢者のため、やわらかめのごはんを用意したい」という場合にも、ぜひ活用してみてください。
炊き上がったごはんに芯が残ってしまう原因はさまざまです。炊飯器やお米・水の量に問題がない場合、浸水時間が不十分である可能性が高いでしょう。「冬は長めに浸水させる必要がある」という点を頭に入れておけば、よりおいしいごはんを楽しめそうですね。
[文・構成/grape編集部]