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象のはな子、亡くなる。 日本で過ごした67年 飼育員さんと二人三脚で

By - grape編集部  公開:  更新:

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2016年5月26日、東京都武蔵野市にある井の頭自然文化園で暮らしていた国内最高齢のアジアゾウ「はな子」が亡くなりました。

享年69歳。1949年に来日し、67年を日本で過ごしました。

26日に69歳で死んだと発表した。1947年にタイで生まれたはな子は1949年にタイから来日。

来日当時、上野動物園では、3ヶ月で100万人近い人が来園する象フィーバーが起こるなど大人気に。

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当初は上野動物園にいたのですが、54年からは井の頭自然文化園で飼育されてきました。

その後、人間を誤って死亡させてしまう事故を起こし、鎖に繋がれてしまったはな子。

すっかり人間不信になり、やせ細ってしまったはな子でしたが、優しい飼育係の山川さんと出会い、定年するまで30年間、共に過ごすうちに再び人に心を開くように。その様子は書籍化もされ、多くの人の心をうちました。

その後、山川さんの息子がはな子の担当となり、これまで通り愛情をかけて育てられてきたはな子。2013年には66歳で国内最高齢記録を更新。

最近は井の頭自然文化園での環境が変わり、とまどっていたようですが飼育員さんたちのケアにより元気を取り戻してきたと伝えられていた中での訃報でした。

波乱に満ちた生涯を生きたはな子。

多くの人に愛されたはな子。たくさんの笑顔をありがとう、ゆっくり休んでください。

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