プラスチックの黄ばみは落とせる? 企業の解説が「参考になる」
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- 出典
- アールクリーニング
エアコンやリモコンなどのプラスチック製品は、いつの間にか黄ばんでしまいがち。
プラスチックの黄ばみは、見た目を損ねるだけではなく、古びた印象を与えてしまいます。
買った時の白さを取り戻したくても、どうすればいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
『株式会社Fire Works』が運営する『アールクリーニング』のウェブサイトでは、プラスチックが黄ばむ原因と、効果的な落とし方を紹介しています。
プラスチックが黄ばむ原因
プラスチック製品の黄ばみには、大きく分けて3つの原因があります。
1つ目は『外部からの汚れの付着』です。タバコのヤニや油、食べ物などがプラスチック表面に付着することで黄ばみが発生します。
2つ目は『化学変化』です。プラスチック製品に含まれる『酸化防止剤』や『難燃剤』などの添加物が紫外線にさらされることで化学変化を起こし、黄ばんでしまいます。
3つ目は『経年劣化』。プラスチックのABS樹脂に含まれる『ブタジエン』という成分が時間とともに劣化すると、黄色く変色します。
経年劣化による黄ばみは、プラスチック表面の『汚れ』ではなく『変色』が原因なので、掃除では元の白さには戻せません。
しかし、経年劣化以外の黄ばみであれば、適切に対処することで落とせる場合があります。
黄ばみを落とす方法
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プラスチックの黄ばみは、原因によって落とし方が異なります。
1.食品や油などの汚れが原因の場合
食品や油などの汚れによる黄ばみは、メラミンスポンジと水で十分に落とせます。
メラミンスポンジに水を含ませて軽く絞った後、黄ばみ部分をこすりましょう。この時、下から上にこするとスジ汚れを防げます。
仕上げに雑巾で乾拭きし、水気をしっかり拭き取りましょう。そのまま放置すると、汚れとして残る可能性があるので注意が必要です。
2.化学変化が原因の場合
化学変化による黄ばみは、酸素系漂白剤のつけ置きと天日干しで落としましょう。
プラスチックを取り外し、酸素系漂白剤を溶かした水に浸したまま天日干ししてください。
黄ばみが軽い場合は1日程度で落ちますが、強い場合は5日ほどかかることもあります。
つけ置き後は水洗いして、しっかり乾燥させましょう。
電化製品など取り外せないプラスチック部分は、オキシドールとラップを使う方法がおすすめです。作業中はオキシドールが電装部分に垂れないよう注意しましょう。
オキシドールを含ませたキッチンペーパーを黄ばみ部分に貼り付け、ラップで覆って放置します。一定時間が経過したらラップを外し、しっかり拭き取りましょう。
なお、上記いずれの方法を試しても黄ばみが落ちない場合は、浸透が弱いか黄ばみの原因が経年劣化であるかのいずれかです。
黄ばみを予防する方法
経年劣化によるプラスチックの黄ばみを防ぐことは困難ですが、それ以外の黄ばみは日頃の工夫で予防できます。
・カレーなど色素が強く色移りしやすい食品を保存する時は、プラスチック製の容器を使わない。
・長期間暗所や直射日光が当たる場所での保管を避ける。
・紫外線を防止するアイテムを活用する。
・プラスチック製品がある部屋ではタバコを吸わない。
プラスチックが黄ばむ原因はさまざまですが、原因次第では黄ばみをきれいにできます。
気になる黄ばみがある場合は、まず原因を突き止めてから適切に対処してみましょう。
[文・構成/grape編集部]