ドアが怖くて通れない トラウマを抱えた犬を助けたのは…「泣いた」
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出典:dittawiggles

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2022年2月24日、ロシアがウクライナに対して軍事侵攻を開始しました。
その1か月前、ウクライナの路上で母犬と8匹の子犬が捨てられているのが見つかり、保護されました。
残念ながら、子犬たちは全員パルボウイルスに感染しており、命を落としてしまいます。
一方、母犬は動物保護施設を通じて、イギリスに住む女性に新たな家族として迎え入れられました。
すべてを怖がる犬を救ったのは
ディッタちゃんと名付けられた犬は穏やかな性格で、飼い主(dittawiggles)さんはすぐに愛犬が大好きになったそう。
しかし、彼女には1つだけ悩みの種がありました。
それは、ディッタちゃんが何もかもを極端に怖がること。
特にドアや廊下を通り抜けるのひどく恐れるため、新しい場所に連れて行くのに苦労していたといいます。
ディッタちゃんが飼い主さんの家に来てから約2年後、彼女は「友達がいたらディッタは自信がつくのではないか」と考えるようになります。
そして、保護施設からゴールデンレトリバーのボビーくんを新たな家族として迎えました。
果たして、ボビーくんの存在によってディッタちゃんはドアを通れるようになったのでしょうか。
ドアの前で怯えるディッタちゃんに「大丈夫だよ!」というように、先導するボビーくん。
ボビーくんは常にディッタちゃんのそばに寄り添い、何度もドアをくぐるのを手伝ってあげました。
そのおかげでディッタちゃんはドアへの恐怖を克服して、今では自らがボビーくんを先導するほどになったのです。
「私たちはあらゆることを試しましたが、ついにうまくいきました」とつづられた動画には680万件の『いいね』と、感動のコメントが寄せられました。
・ボビーがディッタに「ほら見て、ここは安全だよ」っていっているね。
・泣いてしまった。あなたの犬には感情サポート犬がついているんだね。
・この犬は恐らく、家の中の禁じられた部屋に足を踏み入れて殴られたのだろう。だから部屋に入ることがトラウマになっていた。
・友達が一緒ならなんでも簡単になるよね。
過去のトラウマを抱えた犬が、別の犬の存在によって安心感を得て自信を取り戻すケースは、決して珍しいことではないようです。
飼い主さんはボビーくんを迎えた理由の1つとして、「ゴールデンレトリバーの自信と陽気さは周りに伝わることを知っていたから」と話しています。
ディッタちゃんとボビーくんはとても仲がよく、いつも一緒に遊んでいるのだとか。
心優しいボビーくんがそばにいてくれる限り、ディッタちゃんはこれからもどんな恐怖にも立ち向かっていけることでしょう。
[文・構成/grape編集部]