10kmマラソンの平均タイムはどれくらい?男女別、レベル別に解説
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「10kmマラソンの平均タイムはどれくらいだろう」
「自分のレベルに合った目標が分からない」
こんな疑問を抱えている人もいるでしょう。
平均タイムを知ることは、無理なくマラソンを完走し、記録を伸ばす近道です。
本記事では男女別、レベル別に10kmマラソンの平均タイムや、初心者でも達成できるタイムの目安を解説します。自分に合った目標設定の参考に、ぜひ最後までご覧ください。
【男女別】10kmマラソンの平均タイム
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『青梅マラソン大会』は東京都青梅市をスタート地点として毎年開催されているマラソン大会で、30kmコースと10kmコースの2コースがあります。
本章では、2024年の青梅マラソン大会(10kmコース)の結果をもとに、男女別の平均タイムを見ていきましょう。
男性の平均タイム
青梅マラソン大会の結果によると、男性の平均タイムは59分15秒でした。
平均タイムは速い人、遅い人に左右されやすいといわれています。そのため、中央値を参考にするのもおすすめです。
中央値とは、数値を小さい順に並べた時にちょうど真ん中にあたる値のこと。そのため、今回のマラソン完走時間でいうと、極端に速い、遅いタイムの影響を受けにくく、実際の標準的なタイムに近い値といえます。
男性の10kmマラソンの中央値は、1時間2秒でした。あくまで市民マラソンの平均タイムですが、男性は10kmマラソンをだいたい1時間前後で走れるようです。
また、年代別に平均タイムを見てみると、以下の通りでした。
高校生は38分台と圧倒的に速く、40代から70代と進むにつれて少しずつタイムが増加。年をとるごとに、スピードは遅くなっていくことが分かります。
女性の平均タイム
女性の平均タイムは1時間4分10秒で、中央値は1時間5分14秒でした。女性は10kmマラソンを走りきるのに、約1時間5分かかるといえそうです。
また、年齢別の平均タイムは、以下の通りでした。
高校生の速さが際立つ一方で、年齢が上がっても1時間台で安定して走るランナーが多く、健康維持や趣味、生涯スポーツとして楽しめることが読み取れます。
【レベル別】10kmマラソンの平均タイム
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10kmマラソンのタイムは、ランナーの経験やトレーニング状況によって大きく異なるようです。
この章では、初心者、中級者、上級者の3つのレベルに分けて、それぞれの目安となるタイムを見ていきましょう。
初心者
10kmマラソンに挑戦する初心者ランナーの目標タイムとして、よく設定されるのが1時間切りです。ちょうど1時間という節目を切ることで達成感が得られることから、最初の大きな目標にしやすいでしょう。
具体的には、1kmを6分以内のペースで走る必要があり、これは練習を積めば十分達成可能なレベルとされています。
しかし、日頃から走り慣れていない人やペース配分に慣れていない人の場合、このタイムは意外と難しいかもしれません。
1~2kmなら1kmを5分程度で走れるため、スタート直後にほかのランナーにつられて速く走りがちです。しかしその結果、途中で失速したり発汗や水分不足で苦しくなったりしてしまうことも。
初心者は、自分に合った無理のないペースをつかむことが大切です。安定して1時間を切るには、無理なく続けられる練習と、自身の身体の変化に注意しながら走る感覚を身に付けましょう。
中級者
中級者の10kmマラソンの平均タイムは、40分〜50分です。50分切りを達成することは、初心者から中級者ランナーへのステップアップを示す大きな目標とされています。
このタイムを達成するには、1kmあたり5分を切るペースで走り続けなければなりません。走ることに慣れていない初心者には難易度が高いため、一定の練習と走力が求められます。
また、自分のペース管理がしっかりできるようになることも必要です。
初心者の頃は完走を目指しますが、その一歩先の段階である「タイムを意識し、自分の走力を高めたい」と考えるランナーが、この50分切りに挑戦する傾向があります。
上級者
10kmを40分以内に走り切れる人は、市民マラソンでは上級者の証とされているようです。具体的には、1kmあたり4分を切るペースで走り続ける必要があり、難易度は高いといえるでしょう。
上級者を目指すには、地道な走り込みが必須です。
長い距離を一定のペースで走るトレーニング方法である『距離走』を日々実践したり、速いペースと緩やかなペースで交互に走ることを繰り返す『インターバルトレーニング』を取り入れたりと、スピードの調整力や持久力を高めるための質の高い練習が求められます。
40分切りを達成できれば、大会によっては表彰台も狙えるレベルです。
さらなる目標として、ハーフマラソンの90分切りやフルマラソンで3時間切りを視野に入れるランナーも多く、まさに市民ランナー上級者の領域といえるでしょう。
練習なしの初心者が10kmマラソンで目指すタイム
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「10kmマラソンに参加する予定だけれど、忙しくて練習ができていない」という人もいるかもしれません。実際、練習をあまりしていなくても完走自体は可能でしょう。
ただし、多くのマラソン大会では制限時間が80分〜90分ほどに設定されています。この制限時間内に完走するためには、1kmあたり7〜8分のペースを守って走る必要があるでしょう。
例えば、制限時間80分の場合は1kmを8分で走れば完走可能で、1kmを7分台で走れると、制限時間までに少し余裕が生まれるかもしれません。これは軽いジョギング程度のペースなので、普段運動不足の人でも頑張れば完走できる範囲といえます。
ただし、走り慣れていない人ほど、ペース配分に注意が必要です。最初に飛ばしすぎると途中で息切れしてしまい、制限時間に間に合わないことも。
まずは無理せず、自分のペースで走り切ることを意識しましょう。
完走自体は難しくないものの、身体への負担を減らし気持ちよく走り切るためには、5km〜7kmをゆっくり走る練習をしておくことをおすすめします。
自分に合った10kmマラソンの平均タイムを目指そう
10kmマラソンは、自分のレベルに合わせて目標設定しやすい種目です。
2024年の『青梅マラソン大会』の結果を参考にすると、10kmマラソンの男性の平均タイムは59分15秒、女性の平均タイムは1時間4分10秒でした。
初心者は1時間切りを目指し、無理なく完走することが第一歩です。慣れてきたら50分切り、さらに上級者は40分切りを目標に練習を重ねましょう。
無理なく練習を継続することで、走力向上だけでなく健康維持や体力づくりにもつながります。自分に合ったペースで、楽しみながら挑戦していきましょう。
[文・構成/grape編集部]