「ステンレスはサビないと思ってた…」 変色の理由に「知らなかった」「気を付ける」【キッチン掃除術4選】
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キッチンでよく使うステンレス製品は、サビにくいと思われがちです。
しかし、いつの間にか茶色いシミのような変色が現れ、「これってサビ?」と不安になることもあります。
実はその多くは、『もらいサビ』と呼ばれる現象によるもの。
ステンレス自体ではなく、周囲の環境や別の金属が原因で発生するケースがあるそうです。
ステンレスに潜むもらいサビの正体
ステンレスは、鉄にクロムやニッケルを加えた合金で、表面の保護膜によってサビにくいとされています。
しかし、鉄製のフライパンや缶をステンレスの上で長時間放置すると、それらのサビがステンレスに付着して、もらいサビが発生してしまうのだそうです。
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そのほか、キッチンの水回りでは、水道水に含まれる鉄分によって赤サビが出ることもあります。
塩素系漂白剤の使い方によってサビを招く場合があり、意外なところに原因が潜んでいるのです。
軽いサビであれば、メラミンスポンジや重曹で落とせるケースもありますが、種類によってはクエン酸を組み合わせるなど、正しい対処が必要。
ステンレスを長くきれいに保つには、まずはサビが発生する原因を知り、日々のちょっとしたお手入れが欠かせません。
もらい錆ってなに? ステンレスの変色に「コレが原因か」「ずっと勘違いしてた」
「ステンレスは錆びにくい」と思っていたのに、いつの間にか錆びていたことはありませんか。実は、ステンレスは条件によって錆びることがあります。錆びてしまう原因を知って、適切な方法で落としましょう。
キッチン掃除で気をつけたい落とし穴
便利に思える掃除方法でも、素材を傷めたり逆効果になったりする場合があります。
あらかじめ注意点を知っておくことで、安心して掃除ができるでしょう。
キッチン掃除のNG行動
整理収納アドバイザーの、せのお愛(ai_senoo)さんは、インターネットで広まっている掃除方法に潜む落とし穴を発信しています。
なかでも目を引くのは、換気扇にオキシクリーンを使う掃除方法です。
油汚れに効果がありそうに思われますが、金属を変色させたり塗装を傷めたりするリスクがあるといわれています。
特に、アルミ素材の換気扇は影響を受けやすく、知らずに試すのは危険です。
ほかにも、排水口へ熱湯を流す、レンジフードをラップで覆うといった掃除方法もNG。
これまで行っていた掃除方法を見直して、やり方に間違いがないかを確認しておきましょう。
換気扇は『オキシ漬け』しないで 理由に「なんと」「絶対しない」
汚れを素早く落としたいキッチン掃除。しかし掃除の方法を間違えると、思わぬトラブルの原因になる可能性があります。本記事ではキッチン掃除でやってはいけないNG行動を3つ紹介します。
シンク掃除のNGアイテム
ピカピカのシンクを保つために、毎日のお手入れを欠かさない人は多いでしょう。
しかし、普段の掃除によってステンレスを傷めているかもしれません。
マンション管理や建物の維持、運営サポートを手掛ける、三井不動産レジデンシャルサービス株式会社のウェブサイトでは、クレンザーとナイロンたわし、漂白剤の3つに注意が必要だと警鐘を鳴らしています。
一見、掃除に活躍しそうなクレンザーも、研磨率の高いものを使うと表面が白く濁ったり細かい傷を残したりしかねません。
さらに、ナイロンたわしで強くこすればサビの原因に、漂白剤を長時間つけ置きすると保護膜が剥がれてしまうこともあるそうです。
シンクに優しい掃除方法を意識して、清潔さと美しさを両立させましょう。
シンク掃除で気を付けて! 要注意な3グッズに「使ってた」「そうだったのか」
キッチンのシンクはいろんな汚れが付着するため、こまめに掃除する必要があります。しかし、掃除方法によってはシンクを傷付けてしまう可能性も。間違った掃除方法や使い方を確認しましょう。
塩素系漂白剤が使えない場所に注意
まな板や食器の漂白で活躍する台所用の塩素系漂白剤。
便利な洗剤である一方、使用を避けたほうがよい素材があるため注意が必要です。
生活関連サービスを展開する、くらしのマーケットのInstagramによると、色物や柄物の繊維製品、ステンレス以外の金属製容器、メラミン食器などへ使用すると、変色やサビを引き起こす可能性があるためNGとされています。
このほか、木製品や材質が不明のものも注意が必要です。
「便利だから…」とあらゆるアイテムに使用するのではなく、素材に適した使い方を意識しましょう。
キッチンハイターを使ってはダメなところは? 企業の投稿に「注意する」
家事代行やエアコン掃除など、生活関連の予約サービスを行う『くらしのマーケット』のInstagramアカウントは、『キッチンハイター』が使えないものを紹介しています。以下の投稿をご覧ください。
[文・構成/grape編集部]