lifestyle

【素材別】ピアスの正しい洗い方を解説!洗う頻度や洗わないことでのトラブルもご紹介

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

【素材別】ピアスの正しい洗い方を解説!洗う頻度や洗わないことでのトラブルもご紹介

※写真はイメージ

お気に入りのピアスを長く愛用するには、日々のケアが欠かせません。

ふとした瞬間にピアスホールが痒くなったり、少しだけジンジンしたりして、「炎症を起こしているかも」と不安になった経験はありませんか。

デリケートなピアスホールは、実はトラブルと隣り合わせ。せっかくのおしゃれも、痛みや腫れといった不安があっては心から楽しめません。

本記事では、すぐに取り入れられるピアスの正しい洗い方を紹介します。さらに、ピアスを洗う頻度や洗わないことで考えられるトラブル、ピアスホールのケアについてもまとめました。

ピアスを洗う必要性や頻度

ピアスを洗う必要性や頻度

※写真はイメージ

まずは、ピアスを洗う必要性と、洗浄する頻度の目安について見てみましょう。

ピアスを洗う必要性

ピアスを洗わずにそのまま装着し続けると、皮脂、ヘアワックス、ファンデーションなどの汚れが付着したままになり、雑菌の繁殖リスクが高まります。

雑菌が繁殖することで、ピアスホールの炎症で痛みや膿が出てしまったりすることも。

ただし、ピアスホールの赤みやかゆみの原因は、汚れだけではなく金属アレルギーの可能性もあるようです。

金属アレルギーの場合は、ピアスを洗っても症状はおさまらないため、早めに医療機関を受診しましょう。

ピアスを洗う頻度の目安

ピアスに汚れが付着して雑菌が繁殖することを避けるには、清潔な状態を保つことが大切です。ピアスを外すたびに汚れなどを拭き取り、月に一回を目安に洗い流すことをおすすめします。

ファーストピアスの場合は、週に一回ほど洗浄するとよいのだそう。

ただし、素材やピアスの種類によって汚れの程度が異なるため、上記期間は目安とし、汚れたらケアすることを心がけましょう。

ピアスを洗わないことで起きやすくなるトラブル

ピアスを洗わないことで起きやすくなるトラブル

※写真はイメージ

ピアスを洗わずに使い続けていると、ピアス自体の劣化に加え、皮膚トラブルも招きかねません。

ここでは、ピアスを洗わないことで起きやすくなるトラブルについて見てみましょう。

ピアスへの影響

ピアスに付いた皮脂や汚れをそのままにしていると酸化が進み、ピアスが変色したりくすんだりしやすくなります。

また、特にメッキ加工がされている場合は、メッキが剝がれ、劣化や破損につながることもあるでしょう。

身体への影響

ピアスを洗わずに使い続けると、身体にも影響をおよぼすことがあります。

前述した通り、ピアスホールに皮脂や老廃物、シャンプーの洗い残しなどが溜まって雑菌が繁殖すると、臭いの原因になりかねません。

そのほか、炎症によってピアスホールから膿やネバついた分泌物が出たり、しこりのような粉瘤(ふんりゅう)ができてしまったりすることもあるようです。

素材別のピアスの洗い方

ピアスの素材によって、適切な洗い方が異なります。それぞれの洗い方を確認しておきましょう。

ステンレス

ステンレス

※写真はイメージ

ステンレス製のピアスは錆びにくく変色しにくいため、日常的なお手入れのしやすさが特徴です。

なかでも、サージカルステンレスのピアスは、金属アレルギーになりにくい素材といわれています。

基本的な洗浄方法は、薄めた中性洗剤や石鹸で洗い流すだけで十分といえるでしょう。

表面の汚れが気になる場合は、研磨剤を含まないメガネ拭きのような柔らかい布や指で、優しくなでるように拭いてください。

メッキ加工

メッキ加工

※写真はイメージ

メッキ加工のピアスは、お手頃な価格とデザインの豊富さから人気ですが、洗い方には少し注意が必要です。

表面を強くこすったり研磨剤を使ったりすると、メッキが剥がれてしまう恐れがあります。

基本的には、柔らかい布で軽く水洗いし、優しく拭き取るだけでよいでしょう。洗浄後は、しっかり乾かしてから保管してください。

また、メッキの下地に、アレルギーを引き起こしやすいニッケルなどの金属が使われていることもあります。肌に異変を感じた場合は、着用を控えましょう。

アクリルや樹脂

アクリルや樹脂

※写真はイメージ

アクリルや樹脂でできたピアスは、軽くて手に取りやすい反面、お手入れには少しコツが必要です。

変色やざらつき、最悪の場合は変形してしまう恐れがあるため、エタノール消毒や煮沸には不向きとされています。

そのため、使用後は乾いた柔らかい布で優しく拭き取り、しっかり乾かしましょう。清潔を保つためにも、長時間着けっぱなしにはせず、こまめに手入れすることがポイントです。

銀

※写真はイメージ

銀製のピアスは繊細で変色しやすいため、定期的なお手入れが欠かせません。

通常の洗浄は、ぬるま湯と中性洗剤を使い優しく洗いましょう。

特に銀は空気中の硫化水素と反応して黒ずむ性質があるため、黒ずみが目立ってきた場合は以下の方法を試してみてください。

  • アルミホイルと重曹を使う。
  • 専用のシルバークロスや洗浄液を使う。

耐熱容器にアルミホイルを敷き、重曹とシルバーピアスを入れ熱湯を注いで冷めるまで置いておくと、手軽に汚れを落とせるようです。

また、専用のシルバークロスや洗浄液を使えば、より美しく仕上がるでしょう。銀特有の性質を理解し、状態に応じて適切にメンテナンスしてください。

金やプラチナ

金やプラチナ

※写真はイメージ

金やプラチナのピアスはデリケートな素材であるため、丁寧なお手入れが必要です。長く美しさを保つには、日頃から柔らかい布で優しく拭くことを意識しましょう。

汚れが目立つ場合はぬるま湯に中性洗剤を溶かし、柔らかい歯ブラシなどで優しく洗浄すると清潔な状態を保てます。

また、金専用のクロスやメガネ拭きなどを使えば、表面に傷をつけずにツヤを取り戻せるでしょう。

ピアスを洗浄する際に使えるアイテムと洗い方

ピアスを洗浄する際に使えるアイテムと洗い方

※写真はイメージ

ここからは、ピアスを洗浄する際に使えるアイテムとそれぞれに適した洗い方をご紹介します。

重曹

銀製のピアスなどに付着した黒ずみや皮脂汚れが気になる時は、重曹を使った洗浄がおすすめです。

シワをつけたアルミホイルを敷いた耐熱容器に小さじ1杯の重曹を入れ、80℃程度の熱湯を注いでよく混ぜ、ピアスを10〜30分ほど浸けておきます。

汚れが浮いてきたら、真水で優しくすすぎ、柔らかい布で水分を丁寧に拭き取りましょう。その後陰干しで、しっかりと乾かしてください。

ただし、メッキ加工や熱に弱い素材には上記の洗い方は適していないため、素材を確認した上で実施しましょう。

中性洗剤

手軽で効果的な洗い方を探しているなら、中性洗剤を使った方法が適しています。ステンレスや銀、金など、比較的素材を選ばずに使用できる点がメリットです。

まずボウルなどに水を入れ、中性洗剤を2〜3滴ほど垂らしてよく混ぜます。その中にピアスを浸した後、柔らかい布やメガネ拭きで優しく拭き取りましょう。

水分が残らないようにしっかり拭き取った後は、風通しのよい日陰で十分に乾燥させてください。

ファーストピアスを着けた直後の耳とピアスの正しい洗い方

ファーストピアスを着けた直後の耳とピアスの正しい洗い方

※写真はイメージ

ファーストピアスとは、穴の状態を安定させるために着けっぱなしにするピアスのことです。ピアスホールを開けてから1か月程度は、装着する必要があるのだとか。

ファーストピアスを開けた後は、ピアスホールとピアスを清潔な状態に保つ必要があります。

毎日の入浴時にファーストピアスは着けたままにし、ピアスには触れないように注意したうえで、ピアスホールの周囲を石けんの泡で洗い、シャワーで優しく洗い流しましょう。

洗い残しがあると雑菌が繁殖する場合があるため、泡が残らないようにきれいに洗い流してください。

なお、ピアスホールを消毒液で洗浄する場合、消毒液の刺激が強すぎると傷の治りが遅くなる可能性があるようです。

どうしても消毒液を使いたい場合は1日1回までの使用とし、塗布した箇所を強くこすらないように注意しましょう。

ピアスの正しい洗い方を知って、トラブルを防ごう

ピアスを清潔に保つと、アクセサリーを美しい状態に保つだけでなく、肌トラブルの予防にもつながります。

石鹸や中性洗剤を使って優しく丁寧に洗う習慣をつければ、炎症や感染を防ぎながら快適におしゃれを楽しめるでしょう。

また、ファーストピアスを着けた直後は、ピアスホールとピアスを清潔な状態に保つことが大切です。

正しい洗い方を知り、安心してピアスを取り入れたオシャレを楽しみましょう。


[文・構成/grape編集部]

机についた油性ペン汚れの落とし方を解説!服についた場合や時間が経った際の対応もご紹介

机についた油性ペン汚れの落とし方を解説!服についた場合や時間が経った際の対応もご紹介油性ペン汚れが机についてしまった時、落とし方を知らないとそのまま机に汚れが残ってしまうかもしれません。机についた油性ペンの汚れは、身の回りにあるアイテムで落とせる可能性があります。本記事では、机の油性ペン汚れの落とし方や使えるアイテムなどをまとめました。

食器漂白のやり方、間違ってない? 企業が教えるルールに「納得」「今日から守る」【正しい使い方4選】快適な生活をおくる上で欠かせない日々の掃除。そこで、実は知らなかった掃除に関する知識を4つ集めました。

Share Post LINE はてな コメント

page
top