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マニキュアの捨て方は?固まった場合そのまま捨てない方法、捨て時を解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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マニキュアの捨て方は?固まった場合そのまま捨てない方法、捨て時を解説

※写真はイメージ

マニキュアを使っているうちに中身やキャップが固まってしまい、処分したくてもできなかったという経験はありませんか。

基本的に分別ルールを守らなければなりませんが、特に劣化したマニキュアを捨てるためにはキャップの開け方や中身の出し方を知っておく必要があるでしょう。

本記事では、マニキュアの捨て方と注意点をまとめました。さらに、捨て時のサインや劣化した場合の活用方法も解説します。

マニキュアの捨て方

マニキュアは、ボトルとキャップを分別して、それぞれ自治体のルールにしたがって処分する必要があるでしょう。

本章では、マニキュアの捨て方を解説します。

基本の捨て方

基本の捨て方

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まずはマニキュアのキャップを開け、中身を出しましょう。不要な新聞紙や布の上でボトルを逆さまにして、中身を染み込ませます。

マニキュアの中身が染み込んだ新聞紙や布は、丸めてまとめ可燃ゴミに出しましょう。

キャップや刷毛(ハケ)も一般的には可燃ゴミになることが多く、ボトルは資源ゴミや不燃ゴミに分別するケースが多いようです。

各自治体で分別方法には違いがあるため、捨て方のルールを公式ウェブサイトなどで確認し、自治体の指示にしたがいましょう。

キャップが固まった場合の開け方

キャップが固まった場合の開け方

※写真はイメージ

マニキュアを処分しようとした人のなかには、キャップが固まり開かなくなってしまったケースがあるかもしれません。

キャップが開かなければ、中身とボトルの分別が難しいため、前述した正しい捨て方ができないでしょう。

マニキュアのキャップが固まった場合に試してほしいのは、キャップをお湯につける方法です。

キャップの開け方は、ボトルを逆さまにしてキャップだけをお湯に1分程度つけます。たったこれだけで、キャップがするっと開く可能性が高いでしょう。

マニキュアは温まると柔らかくなると考えられているため、その性質を利用します。

ポイントは、お湯を60℃以下にして、キャップのみをお湯につけることです。ただし、キャップがプラスチック製のため、お湯が熱すぎると溶けてしまう恐れがあります。お湯の温度に注意しましょう。

また、ボトルまでお湯につけてしまうとマニキュアに悪影響をおよぼす可能性があるため、キャップだけが浸かるようにします。

お湯をはる容器は中身がこぼれてもいいように、捨てられるものを準備すると安心でしょう。

ほかにも、マニキュアのボトルとキャップの間に除光液を染み込ませる方法もあるようですが、お湯につけるのがもっとも簡単な開け方といえるのかもしれません。

中身が固まった場合の出し方

中身が固まった場合の出し方

※写真はイメージ

マニキュアのキャップが空く状態でも、中身が固まってしまうとボトルと分別できなくなります。

中身が固まった場合は、4つの出し方を試してみましょう。

  • お湯で温める。
  • 薄め液を使う。
  • 除光液を入れる。
  • 化粧水か目薬で薄める。

お湯を使った出し方は、沸騰しない程度のお湯にマニキュアのボトルが浸かる程度に浸し、2分程度待ちます。中身が溶けたら、新聞紙などに出しましょう。

薄め液は、マニキュアがドロドロになった時にさらさらな状態に戻すために使用する専用液です。液体を数滴垂らした後、ボトルを振りながらマニキュアと混ぜ合わせます。

それでも溶けない場合は、数滴追加して同じように中身と混ぜ合わせるプロセスを繰り返しましょう。なお、除光液や化粧水、目薬も薄め液と同じ要領で中身を溶かせる場合があるようです。

ただし、除光液に含まれるアセトンは気化すると言われています。空気中のアセトンを吸い込むと、吐気や頭痛などを引き起こす恐れがあるため、除光液は換気しながら使いましょう。

除光液が気化することで内部圧力が上昇してボトルが破裂する恐れがあるようです。除光液を注いだ後は、マニキュアのキャップは閉めないほうがよいでしょう。

マニキュアの捨て方3つの注意点

マニキュアは小さいため「そのまま捨ててしまおう」と考える方もいるかもしれませんが、そのような思い込みがトラブルを招きかねません。

本章では、マニキュアの捨て方の注意点を3つご紹介します。

中身が入ったまま捨ててはいけない

中身が入ったまま捨ててはいけない

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マニキュアの中身が入ったまま可燃ゴミとして捨ててしまうのは、ルール違反です。

ボトルがガラス製だった場合は、燃えずに残ってしまいます。マニキュアは引火性を持つ成分が含まれていることが多いため、思わぬ事故につながる可能性もあるでしょう。

各地域の分別ルールを守ることが大切です。

水道に流してはいけない

水道に流してはいけない

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マニキュアの中身は液状ですが、水道に流すこともやめましょう。同じく、ボトルを洗った水も流してはなりません。

中身を水道に流してしまうと、水質汚染にもつながる恐れがあります。ほかにも、マニキュアが配管などに付着して取れなくなり、水道管が詰まることにもなりかねません。

マニキュアも除光液も同じように、中身は新聞紙などに染み込ませてから可燃ゴミとして捨ててください。

火気がある場所では処分しない

火気がある場所では処分しない

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マニキュアのほかにも除光液には引火しやすい成分が含まれているため、火気がある場所では処分することを控えましょう。

例えば、コンロの火をつけたままでのキッチン、喫煙しながら、蚊取り線香のそばなどでも引火の恐れがあると考えたほうがよいかもしれません。

火災の恐れがあるため、火気のない場所で処分することが肝心です。

マニキュアの捨て時のサイン

マニキュアをしばらく使わないでいると中身が分離しますが、お気に入りのものを捨てたくないと思う人は少なくないでしょう。

一般的な使用期限は、未開封の場合は2年程度、開封後は1年以内と考えられていますが、あくまでも目安です。使用期限は商品ごとの違いだけでなく、管理状況にも左右されるのだとか。

寿命は中身の状態から判断できるため、本章ではマニキュアの捨て時のサインを解説します。

ドロドロかつ塊ができる

ドロドロかつ塊ができる

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マニキュアは、空気に触れる時間が長いと、成分が揮発してドロドロになりやすいようです。

キャップを開けるたびに蒸発することはもちろん、ボトルの口についた塊がキャップとの間に隙間を作って蒸発することもあるでしょう。

揮発することでマニキュアの粘度が高まり、塗りにくい、乾きにくいなどの影響が出ると考えられています。

特に塊が混ざっている場合は変質が進んでいるサインのため、捨て時と判断できるでしょう。

分離したまま混ざらない

分離したまま混ざらない

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マニキュアは顔料と溶剤に分離することがありますが、2つがしっかり混ざらない場合は捨て時と考えられます。

分離した成分がよく混ざらない場合は、品質の変化が疑われるでしょう。例えば、成分の揮発による影響などが考えられるようです。

混ぜ方は、ボトルを横にして掌で何度も優しく転がして中身を均一にします。

しっかりと混ざらなければ、きれいに塗ることも難しいと考えられるため、使用を控えたほうがよいでしょう。

変色や異臭がする

変色や異臭がする

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マニキュアが購入時と比べて変色したり、異臭がしたりする場合も、捨て時と考えられます。

変色すると思い通りに仕上がりませんし、異臭があると気持ちよく使えません。どのような悪影響があるのかも分からないため、使用を控えたほうがよいでしょう。

なお、マニキュアの変質や劣化を防いで捨て時を遅らせるためには、下記の点に配慮して保管するとよいといわれています。

  • ボトルについたポリッシュを除光液で拭き取り、キャップをきちんと閉める。
  • 高温や直射日光を避けて保存する。

お気に入りのマニキュアがある場合には、保管方法にも注意しましょう。

劣化したマニキュアの活用方法

劣化したマニキュアを捨ててしまうのは、もったいないと考える人もいるはずです。特にお気に入りのマニキュアを捨てるのは勇気がいるでしょう。

本章では、劣化したマニキュアの活用方法を解説します。

薄め液でマニキュアを復活させる

薄め液でマニキュアを復活させる

※写真はイメージ

お気に入りのマニキュアを捨てることになったら、悲しいですよね。その場合には、薄め液を試してみてはいかがでしょうか。

マニキュアに塊や変色、異臭がなければ、薄め液で塗りやすい状態に復活させることができるかもしれません。

薄め液がマニキュアと同じブランドからリリースされている場合は、同メーカーの商品を選ぶとよいでしょう。

薄め液は少量ずつ加えるようにします。入れすぎは、マニキュアのツヤを奪ってしまうようです。

ただし、薄め液を使っても購入時とまったく同じ状態に戻るわけではない点に注意しましょう。

のりの代用品として使う

のりの代用品として使う

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マニキュアが劣化してドロドロになると、のりの代わりに活用できるケースもあるようです。

例えば、封筒を閉じる場合です。ビジネスや学校の書類の場合は、透明のマニキュアであれば活用できるでしょう。

マニキュアを封筒の中身に染みこまない程度の量をとり、封をしたい部分につけます。

万が一染みこんだ場合を考えて、書類を封筒に入れる場合は、のりづけした部分と重ならないようにできる限り奥まで入れましょう。

のりづけは、粘度の低いものよりも高いほうが適しているのかもしれません。接着剤を常備していない家庭でも、いざという時に役立つ活用方法といえます。

錆止めに使う

錆止めに使う

※写真はイメージ

劣化したマニキュアは、錆止めとして活用できるのだとか。

例えば、スプレー缶です。

脱衣所のラックにスプレー缶を長期にわたり置いておくと、錆びて跡がついてしまうことがあります。缶の底をマニキュアでコーティングすると、ラックへの付着を防げるようです。

マニキュアは、このほかにもバイクや自転車など家庭の錆止めとして活用できる可能性があるのかもしれません。

塗装が剥がれた部分やボルトの頭部などに塗ると、錆を防げる可能性があります。マニキュアの色は、クリアか塗装の色に近いものが適しているでしょう。

バイクや自転車の傷が軽く、お手入れ用品を買うまでもない時や、劣化したマニキュアを消費したい時に適した方法といえます。

古くなったマニキュアは正しい捨て方で処分しよう

マニキュアの捨て方にはルールや注意点があるため、きちんと守りながら正しく処分することが大切です。

また、マニキュアの捨て時のサインを知ると、処分に迷わなくなります。捨てるにはもったいないと感じる人は、本章でご紹介した活用法も参考にしてください。

お気に入りのマニキュアが劣化した場合は、薄め液で復活させられるかもしれません。ぜひ一度、試してみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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