【どすこい救助】 元力士が川で溺れた母子3人を抱えて粘り腰「現役時代より力出た」 By - grape編集部 公開:2016-08-04 更新:2016-08-04 救助 Share Post LINE はてな コメント 提供:産経新聞社 佐賀県の嘉瀬川で元力士の川崎大輔さんが、溺れていた女性と幼児2人を救助するという出来事がありました。 異変に気付いて服のまま川へダイブ 川崎さんは会社の同僚らと一緒に、バーベキューをするために道の駅「大和そよかぜ館」へ出掛けました。 佐賀市大和町「そよかぜ館」は・・・嘉瀬川のほとりにあります~ pic.twitter.com/o4fTjdk0— いなか楽人(自宅療養中) (@inakarakuhito) 2012年10月20日 バーベキューを開始する直前の正午ごろ、川崎さんは川で溺れている女性と、その息子2人(6歳と3歳)を発見。 救助しようと服を着たまま川に飛び込み、3人を抱きかかえますが、川が深かったため20mほど流されてしまいます。 しかし、川底に足が届く場所まで流されると、力士時代に培った強靭な足腰で踏ん張ります。そして、土俵際で最後の力を発揮するかのようなパワーで川辺まで運び切りました。 中学卒業後に角界入りした川崎さん 中学校を卒業した後、すぐに相撲の世界に飛び込んだ川崎さん。 「成剛」の四股名(しこな)で、序の口、序二段と昇進を重ね、1999年には三段目に昇進します。 提供:産経新聞社 約10年間、相撲の世界で奮闘しますが、その後引退し、会社員になっていました。 今回の救助について、力士時代にぶつかり合ってきた経験を引き合いに、次のようにコメントしています。 数々の体の大きな力士とぶつかり合ってきたが、 「3人を抱えて受ける川の流れは現役の時にも経験のない強さだった」 佐賀新聞 ーより引用 また、救助された母子3人から感謝の言葉をかけられたことについて聞かれると、次のように振り返りました。 「無我夢中だったが、無事で何より」 「川の中で2人の子どもを助けようと必死になった母親の表情を見て、 自分も普段出せない力が振り絞れた」 佐賀新聞 ーより引用 力士時代の粘り腰と、「母子を助けたい」という思いで救助ができたと語る川崎さん。 しかし、同時に水難事故の恐ろしさも痛感したそうです。 暑くなってくると、どうしても増えてしまう川での事故。自分や子どもの安全をしっかり確保した上で、楽しく遊ぶことが大切ですね。 出典 佐賀新聞/@inakarakuhito Share Post LINE はてな コメント
佐賀県の嘉瀬川で元力士の川崎大輔さんが、溺れていた女性と幼児2人を救助するという出来事がありました。
異変に気付いて服のまま川へダイブ
川崎さんは会社の同僚らと一緒に、バーベキューをするために道の駅「大和そよかぜ館」へ出掛けました。
バーベキューを開始する直前の正午ごろ、川崎さんは川で溺れている女性と、その息子2人(6歳と3歳)を発見。
救助しようと服を着たまま川に飛び込み、3人を抱きかかえますが、川が深かったため20mほど流されてしまいます。
しかし、川底に足が届く場所まで流されると、力士時代に培った強靭な足腰で踏ん張ります。そして、土俵際で最後の力を発揮するかのようなパワーで川辺まで運び切りました。
中学卒業後に角界入りした川崎さん
中学校を卒業した後、すぐに相撲の世界に飛び込んだ川崎さん。
「成剛」の四股名(しこな)で、序の口、序二段と昇進を重ね、1999年には三段目に昇進します。
提供:産経新聞社
約10年間、相撲の世界で奮闘しますが、その後引退し、会社員になっていました。
今回の救助について、力士時代にぶつかり合ってきた経験を引き合いに、次のようにコメントしています。
また、救助された母子3人から感謝の言葉をかけられたことについて聞かれると、次のように振り返りました。
力士時代の粘り腰と、「母子を助けたい」という思いで救助ができたと語る川崎さん。
しかし、同時に水難事故の恐ろしさも痛感したそうです。
暑くなってくると、どうしても増えてしまう川での事故。自分や子どもの安全をしっかり確保した上で、楽しく遊ぶことが大切ですね。