【どすこい救助】 元力士が川で溺れた母子3人を抱えて粘り腰「現役時代より力出た」
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提供:産経新聞社

駅で見つけた自販機 出てきたのは…「迷わず買った」眺めていると、気になる『ロッカー型自動販売機』を発見!看板に『こだわり手作りパンの自販機』と書かれていたのです。

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佐賀県の嘉瀬川で元力士の川崎大輔さんが、溺れていた女性と幼児2人を救助するという出来事がありました。
異変に気付いて服のまま川へダイブ
川崎さんは会社の同僚らと一緒に、バーベキューをするために道の駅「大和そよかぜ館」へ出掛けました。
バーベキューを開始する直前の正午ごろ、川崎さんは川で溺れている女性と、その息子2人(6歳と3歳)を発見。
救助しようと服を着たまま川に飛び込み、3人を抱きかかえますが、川が深かったため20mほど流されてしまいます。
しかし、川底に足が届く場所まで流されると、力士時代に培った強靭な足腰で踏ん張ります。そして、土俵際で最後の力を発揮するかのようなパワーで川辺まで運び切りました。
中学卒業後に角界入りした川崎さん
中学校を卒業した後、すぐに相撲の世界に飛び込んだ川崎さん。
「成剛」の四股名(しこな)で、序の口、序二段と昇進を重ね、1999年には三段目に昇進します。
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約10年間、相撲の世界で奮闘しますが、その後引退し、会社員になっていました。
今回の救助について、力士時代にぶつかり合ってきた経験を引き合いに、次のようにコメントしています。
また、救助された母子3人から感謝の言葉をかけられたことについて聞かれると、次のように振り返りました。
力士時代の粘り腰と、「母子を助けたい」という思いで救助ができたと語る川崎さん。
しかし、同時に水難事故の恐ろしさも痛感したそうです。
暑くなってくると、どうしても増えてしまう川での事故。自分や子どもの安全をしっかり確保した上で、楽しく遊ぶことが大切ですね。