「ケンカした時に開けて」9年しまっていた結婚祝い 開けてみたらそこには…
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何を贈るか迷う、結婚祝いのプレゼント。
食器や家具が、真っ先に思い浮かびますが、一風変わった「結婚祝い」を受け取った夫婦がいました。
ふと思い出したプレゼント
2007年に結婚したキャシーさんとブランドンさん。
ある日、子どもを寝かしつけた後、ワイン片手に夫婦の時間を楽しんでいた2人は、9年前のあることを思い出したのです。
それは、結婚して間もない頃、キャシーさんの大叔母アリソンさんからもらった「結婚祝い」の存在。箱には、こんなメッセージが添えられていました。
出典:Facebook
初めてケンカするまで、開けちゃダメよ
9年間開けなかった理由とは…?
その後、2人はプレゼントを開けることなく、ずっとクローゼットにしまっていたのだそう。
かといって、9年間ケンカをしなかったというわけではありません。
それにもかかわらず、なぜ長い間プレゼントを開けようとしなかったのでしょうか…。
実は、あえて箱を開けないようにしていたの。
箱を開けるのは、結婚生活が完全に終わってしまった時だと感じていたから。
箱は、私たちにとって、状況を考え直す「きっかけ」でもあったんです。
そう語るキャシーさん。
しかしその晩、2人は話し合い、とうとう箱を開けることに…!
箱の中身は…?
ドキドキしながら開けてみるとそこには、現金を包んだメッセージカードが2つ、そして花瓶とワイングラスと入浴剤が入っていました。
出典:Facebook
メッセージの内容を見てみると…?
出典:Facebook
キャシーへ
ピザとエビ、それか、2人が好きなものを買いなさい。
そしてブランドンさん宛のメッセージは
出典:Facebook
ブランドンへ
このお金で、花とワインを買って。
正直、豪華ではないプレゼント。しかし、2人は金額以上に大切なものを受け取ったと感じたそう。
箱をあけたキャシーさんはこう語ります。
私たちにとっては、箱の中身より、箱そのものの存在の方が大切だったの。
それに、箱を通して、我慢すること、相手を思いやること、妥協すること、そして忍耐を教えてもらった気がするわ。
続けて…
強い絆で結ばれた家庭を築き上げるための「道具」はないと、気付いたの。
それは、私たちの中にこそ、存在するんだって。
そう思えるのも、アリシアさんのプレゼントがあったからこそ。アリシアさんは、2人にかけがえのない絆をプレゼントしてくれたのでした。