「そのガキを黙らせろ」 自閉症の息子を持つ母が スーパーで見つけたメモの内容
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アメリカのミシガン州に住むブリタニーさんは、6歳になるグランダーソンくんと一緒に、近所にあるマーケットに買い物に行きました。
しかし、そこで見知らぬ誰かの心無い行動に傷つけられることになります…
買い物カゴに入っていた見知らぬ人からのメモ
ブリタニーさんの息子グランダーソンくんは自閉症です。
見た目は普通の子どもと変わりませんが、最近は火災警報器の音を真似ることに夢中で、いつでもどこでもアラーム音のモノマネをしています。
自閉症の子どもは特定の音や動作に強い興味を持つことがあります。グランダーソンくんにとって、火災警報器のアラーム音はそのひとつだったようです。
この日、マーケットでもグランダーソンくんはアラーム音の真似をしていたそうです。
そんな理由から、ブリタニーさんは息子の好きにさせていたと言います。
毎日息子と向き合ってきたブリタニーさんにとって、この程度の声は日常のひとこまです。息子が安心して過ごせるよう、状況を見ながら判断してきた積み重ねがありました。
しかし、いつも自閉症の息子と接しているブリタニーさんとは違い、グランダーソンくんの振る舞いを不快に思ったお客さんがいたのかもしれません。
ブリタニーさんの買い物袋には、いつの間にか、こんなメモ書きが入っていました…
見知らぬ誰かからのメッセージ…
そう考えると、とても怖く、また腹立たしい言葉です。
直接声をかけるのではなく、こっそりとメモを忍ばせるというやり方で、ブリタニーさんが帰宅後に袋の中でそれを見つけたとき、どれほど言葉に詰まったか想像に難くありません。
メモを見た後、ブリタニーさんがとった行動
ブリタニーさんも最初はイラッとしました。しかし、すぐにこう思い直したそうです。
このメモを書いた人が、まだ近くにいて私たちを見ているかもしれない。
だから、息子と一緒に笑い合いながらマーケットを出て行こう。
怒りをそのまま表に出すのではなく、息子の笑顔を守ることを選んだブリタニーさん。長年自閉症の子どもと歩んできた母としての強さが、その判断ににじんでいます。
Facebookに投稿した自閉症の子を持つ母としての想い
ブリタニーさんは今回の出来事を受けて、自身のFacebookにこんなメッセージを掲載しました。
このFacebookの投稿には多くのコメントや共感の声が寄せられ、自閉症の子どもを育てる保護者からは「同じ思いをしたことがある」という声も届きました。
身近に自閉症の人がいなければ、「自閉症の子どもがどういう振る舞いをするのか」「自閉症の子を持つ母にはどんな苦労があるのか」は分からないかもしれません。
しかし、分からないからと言って、他人を批判したり、まして中傷する権利は誰にもありません。
自分が気にくわない、あるいは理解できないことがあると、すぐに批判的な態度をとってしまう
誰もが身に覚えがあることかもしれませんが、そういった時にも、人のことを考えられる「ほんの少しの心のゆとり」が必要とされているのかもしれません。