「ぼくの腎臓、いる?」ボードにそう書いた男性が向かった先は…
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アメリカのテキサス州に住むグラハム・マクミランさんは、ある日ボードにこんな事を書きました。
聞いたんだけど、おしっこするのに腎臓がいるんだってね。ぼくの、いる?
事情を知らない人が見たら、ぎょっとする内容。しかし、このボードにはグラハムさんの優しさが詰まっていたのです。
親友のために…
グラハムさんには、ダニーさんという親友がいました。ダニーさんは生まれつき腎臓の疾患を抱えており、日に日に悪化。ついには入院し、移植をしなければ命も危ぶまれる状態になっていました。
親友の状態を知ったグラハムさんは、自分の腎臓がダニーさんに移植できるか、こっそり検査。すると奇跡的にも適合するとの結果を受けたのです!
グラハムさんの決断に迷いはありませんでした。
ダニーにぼくの腎臓をあげよう。
そうしてグラハムさんはボードを作り、黄色い風船を持って親友の元へ向かいます。サプライズで、自分の腎臓をプレゼントするために。
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ダニーさんが、親友からのサプライズを受けた時の瞬間。思わずじんわりする、2人の絆をご覧ください。
グラハムさんのボードを見て少し笑ったあと、こらえきれずに手で顔を覆うダニーさんとそれを力強く抱きしめるグラハムさん。
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「適合するってわかったんだ!ぼくの腎臓が君の体の中に入るんだよ!」
2人の友情に看護師さんももらい泣き。
自分の状態を知って以来、絶望する毎日を送っていたというダニーさん。手術前にこう語ったそうです。
「ぼくが生き続けられるように、自分の体の一部を差し出してくれるなんて…。グラハムの愛あるこの行動に、本当に感謝している」
移植手術は無事終わり、2人は回復に向かっているそう。さらに深まった絆、これからも2人はかけがえのない親友として助け合っていくのでしょうね。
こんな親友がいるなんて、本当に貴重なこと。友情の素晴らしさを改めて教えられました。