「自分の家に帰ってきたみたい」老人ホームの人々を笑顔にした素敵なアイディア
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
grape [グレイプ] trend
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
老人ホームで暮らす、おじいさんやおばあさんたち。施設のスタッフや自分と同じ境遇の仲間と楽しい時間を過ごしても、時に家が恋しくなることもあるそうです。
そんな中、オランダからスタートしたあるアイディアが、多くの入居者を笑顔にしました。
そのアイディアがこちら。
施設の中に並んだ、個性に溢れたドアたち。このドアを見て、入居者の方たちはとても喜んだのだそう。
それもそのはず。実はこれ、入居者の方がもともと住んでいた家のドアを再現したものなのです!
以前、自分が暮らしていた家のドアが自分の部屋のドアになっていることにより、入居者の方はまるで自分の家に帰ってきたような気持ちになれるのだとか。
また、認知症の入居者が自分の部屋がどこかわからず迷子になってしまうことがあったそうです。しかし、このドアに変えた後はピタリと迷子はいなくなりました。
このドアは自宅から持ってきたわけではなく、自宅のドアを撮影して作ったシートタイプ。それなので、気軽に今のドアに貼り付けて使うことができます。
このシートは壁などにも貼ることができ、ドアだけでなくさらに思い出の風景なども再現できるようになっています。
このドアを見て、多くの入居者は昔の思い出を楽しそうに語り始めるのだとか。
ちょっとしたアイディアが、多くの方の心を癒やし、昔話に花を咲かせるなんて、とても素敵なことですね。
今はまだヨーロッパだけの活動のようですが、このドアシートが日本の老人ホームにも取り入れられたら、廊下が一気に明るくなって入居者の笑顔が沢山生まれそうですね!