大好きな主人と、病室で最期の別れを告げる犬 涙なしで見られない
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出典:Facebook
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2016年11月30日、アメリカ、カリフォルニア州に住むライアン・ジェッセンさんはわずか33歳という若さで、脳室内出血でこの世を去りました。
ライアンさんの最期の時間は、彼の家族とともに、彼の入院するライドアウト・メモリアル・ホスピタルの人々の計らいで、6年間家族として共に過ごした愛犬のモリーも一緒でした。モリーも、最愛のオーナーであるライアンさんにお別れを告げることができたのです。
ライアンさんとのお別れのシーンを撮影した、妹のミシェルさんは語ります。
「私たちには、この瞬間が最期の時で、兄がもう目を覚まさないということがわかっていた。もどかしくて悲しかったわ。だから愛犬のモリーに最期の瞬間に立ち会って欲しかったの。そして、モリーにもライアンがいなくなってしまうということを理解させたかった…」
“ノミにまみれた子犬”だったモリーとライアンさんの特別な絆
ライアンさんとモリーの出会いは6年前。ライアンさんが彼の両親の自宅近くのカリフォルニア州のサターにある墓地を歩いていて、“ノミにまみれた子犬”だったモリーを見つけたのだそうです。
以来、ライアンさんはモリーを家族として大切に育て、特別な絆で結ばれた関係になりました。それをよく知っていたライアンの家族は、モリーに最期のお別れをさせるために病院へ連れていくことを決めたのです。
「ライアンはとても優しい人でした。そして私たち家族は皆、愛犬家。犬を家族として愛しているの。モリーはいつもならライアンを見たら、走り回ってジャンプして、すごい興奮するんだけど、病院ではそうじゃなかったのよ。彼女はとっても怖気づいていて、ためらいがちにライアンに近づいていった」
妹のミシェルさんの投稿したビデオはあっというまに拡散され、ライアンさんの遺族の方は多くのお悔やみの言葉と励ましを受けたそうです。
病室で人工呼吸をつけて意識のないライアンさんを見てモリーはただならぬ気配を感じたのでしょう。いつもは元気いっぱいというモリーが大人しく淋しそうに見えます。
犬は人の感情にとても敏感な動物です。ライアンさんの様子から、お別れを時を感じ取り、二人の間でしかわからない特別なお別れをしたのかもしれません。
臓器提供の輪が広がることを願って
「私の投稿やビデオを見てくださった方からたくさんの支持をいただいたことは、私たちにとって大変意味があることでした」
ミシェルさんによると、ライアンさんの7つの臓器は寄付され、心臓はカリフォルニアに住むクリスマスが誕生日という17歳の少年に移植されるそうです。ライアンさんの遺族は、このビデオやミシェルさんの投稿を通じて、臓器提供の輪が広がることを望んでいます。
ライアンさん亡き後のモリーは、サターで幸せに暮らしています。
「モリーは私たち家族にライアンの面影を投影して彼をずっと愛していくのだと思う。いろんな人がモリーのことを心配してくれるけど、彼女は私たちがずっと世話していくわ」
ライアンさんのご冥福を心からお祈りします。これからも天国からモリーを見守ってあげてくださいね。
[文/grape編集部]