アフガニスタンから戻った兵士 9ヶ月の兵役後に帰宅して見たものは?
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
平和な日本で暮らしていると、世界のどこかで戦争や紛争が起きていても、遠い出来事のようであまり実感がわかないかもしれません。
しかし、世界各地で紛争や戦争行われていることは事実です。そして、兵士として戦争に参加するということは命を落とす確率も高く、生きて帰ってこられる保障はありません。家で待つ家族にとっては大きな不安とストレスを伴います。
この映像に出演するアメリカ海軍中尉であるダンさん。兵役を終えたダンさんとその家族のその様子が一本の美しい感動的な映像にまとめられました。
9ヶ月の兵役後に、ダンさんが家で見たものとは…。
ダンさんは2009年に9ヶ月間、アフガニスタン戦争に参戦。戦地で我が子の誕生を知りました。アフガニスタンに到着してから、奥さんの妊娠のことを知り、赤ちゃんの出産にも立ち会えず、帰国した時には、赤ちゃんはすでに4ヶ月になっていました。
軍用機がダンさんのホームタウンに到着し、バスに乗ったという連絡が入ると、奥さんは家族と喜び、バスの停留所まで赤ちゃんと向かいます。そして感動の対面です!駆け付けたダンさんの両親も彼の帰還を心から喜びます。
出典:Ink and Elm Backdrops
家に戻り、家族の時間を慈しむダンさん一家。何よりも大切なこと、それは家族が一緒にいられること。つらい戦地での生活でも、待っている家族がいることは大きな励みになったに違いありません。そして、生きて戻ってこられたことを心から感謝し、これからの日々を生きていこうと誓ったそうです。
しかしながら、戦争は人の命を奪います。無事に帰還できなかった人たちもたくさんいます。ダンさんは無事に戻ることができましたが、奥さんの大変な時期に一緒にいることはできませんでした。
出典:Ink and Elm Backdrops
不条理や理由でたくさんの争いが起こり、罪のない人が今、この時にも犠牲になっています。戦争からは何も生まれないということを、誰もが知りながら争いは終わりません。悲しいことです。日本人が過去の戦争から学んだことはたくさんあります。私たちのほとんどは戦争を知らない世代ですが、そのことをもっと知り、そして忘れずに、もっと平和の尊さについて語るべきです。
ダンさん一家の末永い幸せを祈りつつ、新たな戦争が起こらないことを祈ります。
[文/grape編集部]