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「メキシコとの国境には壁ではなく橋を」 スタバCEOが大統領令に反旗

By - grape編集部  公開:  更新:

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5年で1万人の難民を雇用する

シュルツ氏は、まず難民問題について、次のように発表します。

国連によると、世界には現在、約6500万人もの難民がいると認定されています。

スターバックスが事業展開をしているのは世界75ケ国。

これらの店舗で、5年以内に1万人の難民を雇用することを計画しています。

Starbucks ーより和訳

難民を拒絶するのではなく、難民に働く場を提供し、受け入れる姿勢を示したのです。

メキシコとの国境には壁ではなく橋を!

また、1月25日にトランプ大統領が署名した「アメリカとメキシコの国境に壁を建設する」という大統領令に対しては、より直接的に否定的な態度を示します。

メキシコとの国境には壁ではなく、橋を建設する

スターバックスは2002年にメキシコで事業を開始して以来、約600の店舗をオープンし、7000人以上のメキシコ人を雇い入れて来ました。

(中略)これまで100万本のコーヒーの木を、支援のために寄付してきましたが、2017年はさらに400万本のコーヒーの木を寄付すべく、支援活動を拡大します。

Starbucks ーより和訳

こういったスターバックスの姿勢に対し、多くの称賛の声が寄せられています。

  • 難民やメキシコを拒絶すれば、アメリカが豊かになるなんて妄想だ。スターバックスの姿勢に共感するよ
  • スタバのすべてを肯定するわけではない。ただ、この声明に関しては大賛成!
  • 難民を拒否すれば、テロリストはそれをプロパガンダに利用するでしょう。それこそヤツらの思うツボだ

また、シュルツ氏は「我々は前代未聞の時代を生きている」とした上で、「アメリカンドリームが疑問視されている」とも指摘しています。


[文/grape編集部]

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出典
Starbucks

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